今日はこの地でロケが行われた、「嘘を愛する女」を観てきました。
キャストがイメージにピッタリで…。
ラブサスペンス。
オリジナルの優れた映画企画を募集する、「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM」の第1回グラン
プリを受賞した企画を映画化した。
食品メーカーに勤める川原由加利は、研究医である優しい恋人・小出桔平と同棲5年目を迎え、
公私ともに充実した日々を送っていた。
そんなある日、自宅で桔平の帰りを待つ由加利のもとに、警察が訪ねてくる。
桔平がくも膜下出血で意識を失っているところを発見されたのだが、桔平の所持していた運転免
許証や医師免許証はすべて偽造されたもので、職業も名前も全てが嘘であると判明したのだ。
ショックを受けた由加利は桔平の正体を突き止めるべく、私立探偵の海原匠と彼の助手キムに
調査を依頼。
やがて、桔平が書き溜めていた700ページにも及ぶ、未完成の小説が見つかる。
その内容をもとに、いまだ病院で眠り続ける桔平の秘密を探るため瀬戸内海へと向かう由加利
だったが…。(映画.comHPより)
観る予定が無かったのですが、先日購読しているA新聞に、「夫は誰だった?」と言う見出しの記
事が、27年前に本社の朝刊に掲載されたという話が載っていました。
その男性は自称医師であったが、実は正体不明の人物で、5年間連れ添った女性が途方に暮れ
ているという内容だったそうです。
この記事に触発された、作家の辻仁成さんが「存在証明」という、随想を著しました。
この随想を高校時代に読んだのが、この映画の監督、中江和仁さんです。
中江監督は大学に進んで、記事をネットで探すけど見つからず、国会図書館で発見したそうです。
自ら脚本を100回以上も書き直し、10年かかって映画コンペを制し、この度映画化されました。
↑こういう記事を読むと気になるでしょう?
…で、さっそく観に行って来ました^^
いやぁ~面白かったです。
全く手掛かりが無く、苛立つ由加利が、桔平のストーカーの心葉(ここは)と遭遇し、自分の知らな
かった桔平の一面を知ることになる。
そして、桔平が書いていた小説を見つけ、足取りを追って瀬戸内を旅します。
桔平がどのような人生を送っていたのか?
DAIGOが出演してましたが、終盤まで気付きませんでした。
好演してましたよ。
そうそう、この映画のCMを観ていた夫、「私も本当は誰か、分からないかも知れん」と言うので、
「社宅に住んでいるのだから、間違いなく身元はしっかり分かるよ」と言うと、「あぁ~そうか」と
納得してました。
ボケをかましてくれる夫である。