若年性アルツハイマーの女性アリスが、記憶を失っていく日々をつづった全米ベストセラー小説
女優賞を受賞したドラマ。
なくなったり、ジョギング中に自宅までの道がわからなくなるといった事態が続く。
やがて若年性アルツハイマー症と診断され、家族の介護もむなしく、アリスの記憶や知識は日々
薄れていく。
そんなある日、アリスは記憶が薄れる前に自ら、パソコンに残したビデオメッセージを発見し、自
分が自分でいられるために、画面の中の自分が語ることを実行しようとする。
演じた。
監督は、自身もALS(筋委縮性側索硬化症)という難病を抱えるリチャード・グラッツァー。
(映画.comHPより)
遺伝による物です。
発症する場合は、近しい親族の中に患者がいるようです。
この映画の主人公アリスは、父親がそういう遺伝子を持っていたようだ。
アリスの父親はアルツハイマーを発症する前に、肝不全で亡くなっていました。
病気が進行し苛立ったアリスは「こんなことなら癌になった方が良かった」と吐き捨てるように言
いました。
癌ならば自分が辛いだけだが、アルツハイマーは家族や回りの人が大変になるからだ。
約束を忘れてしまう、身の回りのことが出来なくなる、迷子になる。
誰かしら傍で見ていないといけない。
目を離せなくなるのだ。
そしてね、癌と同じく、若くしてアルツハイマーを発症すると、進行が早いんです。
言語学者だったアリスが、僅か2年足らずで廃人のようになります。
観てて辛い映画でした。
身体だけでなく、頭の中身も元気でいたいですね(p_-)