Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

「ボクは坊さん。」

今日の昼過ぎに夫が実家に帰ったので、夫の居ぬ間にシネコンへ行きました。
愛媛県では一足先に公開されている「ボクは坊さん。」を観て来ました。


愛媛県今治市にある、四国八十八カ所霊場の第57番礼所・栄福寺の住職・白川密成氏が、糸井
重里氏が編集長を務める「ほぼ日刊イトイ新聞」で連載し、後に書籍として出版もされた実話エピ
ソードを映画化。
住職だった祖父の死をきっかけに書店員の仕事を辞め、自らも24歳で住職になった白川光円。
初めて知る住職の世界は奥深く、毎日が驚きの連続だった。
光円は、檀家の人たちとの関係に悩み、冠婚葬祭で人々の人生の節目を見守り、様々な経験を
積むことで成長していく。
主人公の僧侶・白川光円は「映画 ビリギャル」「踊る大捜査線」の伊藤淳史
ALWAYS 三丁目の夕日」で知られる制作プロダクションのROBOTが手がけ、同社所属の映像
クリエイター、真壁幸紀長編映画監督デビューを果たした。

身近なのに知らなかった、坊さんワールドを垣間見ることができました。
祖父が急逝したために、急に実家の寺を継ぐことになった光円。
高野山大学で学んだことは基本なので、実践経験が有りません。
そのために檀家の長老に苦言を呈される。
そんな新人住職が、徐々に住職らしくなっていく日々を描いた作品でした。
伊藤淳史が好演していました。
こういう役、合っているわね^^

映画の中で、御大師様の言葉がいろいろと紹介されました。
ちょっと心が荒んでいた私。
言葉が心に浸み渡りました。
好みが分かれるかも知れませんが、個人的にはなかなかの良作だと思いました。
光円の母親役に松田美由紀、檀家の長老役にイッセー尾形、光円と一緒に修業した友達に
濱田岳と、キャストも良かったです。

人間は泣きながら生まれて来るから、死ぬ時は微笑みながら死にたいわね…と思った私で
した(^◇^)