一昨日に引き続き、昨日も映画に行って来ました。
社宅の奥様の一人が引越されるので、餞別に贈るお菓子と図書カード(お子さんに)を買いに出た
ついでに映画を観ました。
…って言うよりは、映画のついでに買いものに行った感じか(^◇^)
「その夜の侍」
東京の外れで小さな鉄工所を営む中村健一(堺雅人)は、5年前トラック運転手に最愛の妻久子
(坂井真紀)をひき逃げされた。
死んだ妻の思い出から抜け出せず、留守番電話に遺された妻の声を延々と再生しながら糖尿病
気味にも関わらず、甘いプリンを食べ続けている。
喪失感を抱え絶望的な毎日を過ごす中村に、従業員の久保(高橋努)や佐藤(でんでん)たちは、
腫れ物に触るように接するしかない。
久子の兄で中学校教員の青木(新井浩文)は、中村を早く立ち直らせようと、同僚の川村(山田キ
ヌヲ)と見合いをさせるが、中村は「僕なんかあなたにふさわしくない」と新しい人生に向かうこと
を拒絶する。
一方、久子をひき逃げした犯人、木島宏(山田孝之)は、2年間の服役後、ひき逃げトラックに同乗
していた腐れ縁の友人小林(綾野剛)の家に転がり込んでいる。
そんな木島のもとに、1ヶ月前から「お前を殺して俺も死ぬ。決行まで後○日」という無記名の脅
迫状が連日執拗に送られてきていた。
決行日は木島が中村の妻を轢いた日で、もう数日後に迫っている。
木島から脅迫状のことを知らされた青木は、脅迫状を送っているのは中村と察し、復讐の決行を
やめさせようとするが、中村を前にすると何も言えなくなってしまう。
そんな中、中村は鉄工所の仕事の合間、包丁をしのばせた袋を手に毎日のように木島をストー
キングし続けていた…(goo映画HPより抜粋)
何と言うか、山田隆之が本当に「生きている価値が無い」ぐらいのクズを演じており、堺雅人の
風采が上がらない中年男役も見事でした。
突然日常を断ちきられて、立ち上がれないままに5年が過ぎた健一。
電話に残された亡き妻の録音メッセージが消去できず、何回も何回も聞きなおす毎日を過ごし
ている。
回りに「前を向いて生きて行かなければ…」と言われても、当事者に取っては頭で分かっても
心では分からない状態なんですよね(>_<)
映画はちょっと想像していたのとは違う内容でしたが、そこそこの及第点だったか?
それにしても、「闇金ウシジマくん」と言い「その夜の侍」と言い、結構エグイ役が多くなりまし
たな、山田隆之。
これからが楽しみな役者ですわ。
映画はね~テレビ放送が有ればそれで良いかも?…って感じでしたよ(-_-;)