来週の水曜日は予定が入ってしまい(こちらは水曜日がレディスデー)、早く観に行かないと…と、
今日バタバタと観に行って来ました。
「東京家族」
会うために東京へやって来る。
だが品川駅に迎えに来るはずの次男の昌次(妻夫木聡)は、間違って東京駅へ行ってしまう。
周吉はタクシーを拾い、郊外で開業医を営む長男の幸一(西村雅彦)の家へと向かった。
い。
やがて周吉ととみこが到着、大きくなった二人の孫・実(柴田龍一郎)と勇(丸山歩夢)に驚く。
そんな中、ようやく昌次も現れ、家族全員が久しぶりに夕食を囲むのだった。
日曜日、幸一は勇を連れて、両親をお台場から横浜見物へと連れて行く予定だったが、患者の
容体が悪化、急な往診に出かけることになる。
周吉ととみこは、滋子の家に泊まりに行くが、美容院を経営する滋子は忙しく両親の相手がで
きず、夫の庫造(林家正蔵)が駅前の温泉へと連れ出す。
滋子に頼まれ、昌次は両親を東京の名所巡りの遊覧バスに乗せるが、自分は疲れて居眠りを
している。
問いただす。
昔から昌次に厳しい周吉、昌次はそんな父が苦手だった…(goo映画HPより抜粋)
この映画は、監督50周年を迎えた山田洋次81本目の監督作品です。
です。
2011年4月にクランクインの予定でしたが、東日本大震災の発生を受けシナリオを変更、撮影が
延期されキャスティングも変更になりました。
もうね、何から書いていいか分かりませんが、「夫婦愛」「親子愛」「家族愛」を描いた作品です。
出演している役者が皆、上手いんですよ。
2時間半近い上映時間ですが、引き込まれて観ました。
いつまでもフラフラしている、次男の昌次のことが気掛かりな母親。
気になっているくせに、昌次と素直に対話できない父親。
どこにでも有る家族の姿を描いています。
私もトンチキ夫と結婚したときに、夫の母から「親はいつまでも生きているわけじゃないから、こ
の子はどうするんだろうと心配していたのよ。ほら、後期高齢者の行方が分からないって問題
になってるでしょう。これで安心できるわ」と言われました。
瀬戸内海の小島から出て来た…という設定なので、登場人物が広島弁を話してました。
聞いていると実家に帰ったような気分になりました^^
それにね、橋爪功が酔っ払って絡むシーンでは、「私の父にそっくりだわ」と驚きましたよ(@_@;)
狭い道で坂道ばかり…、私の実家を思い出しました。
観終わった後に、なぜか幸せな気持ちになりました。
機会が有れば、是非観賞して欲しい作品です。
小津監督の「東京物語」も観賞しなくては…と思いましたよ(^o^)