Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

ストロベリーなフライト

昨日は雨の中、シネマサンシャイン今治に行って来ました。
遠征しなければ、映画もハシゴ出来るし、片道30分で到着します(^o^)
 
まず1本目は「ストロベリーナイト
 
雨の夜、中野東署管内で男の死体が見つかり、警視庁捜査一課・姫川玲子(竹内結子)のもとに、
入院中の上司・今泉(高嶋政宏)から連絡が入る。
被害者は29歳の小林充(金子ノブアキ)という男性。
龍崎組傘下“仁勇会”の下部組織“六龍会”の構成員だった。
体中の多数の刺し傷、縦に切り裂かれた左目という犯行方法が、5日前に起きた三鷹の殺人事件、
3日前の業平橋の殺人事件と一致。
連続殺人事件と見た警察は、姫川班の管轄である中野東署に合同特別捜査本部を設置。
三鷹業平橋との合同捜査となる。
姫川班の他、玲子のライバル・日下(遠藤憲一)、組対四課、昇任で異動したはずの井岡(生瀬勝
久)など捜査員たちが次々と会議室に集まる。
各事件の被害者がすべて広域指定暴力団・龍崎組の構成員だったため、事件は内部抗争の可能
性が高いとされた。
会議終了後、玲子は偶然“小林充を殺したのは柳井健斗(染谷将太)”という不審なタレコミを受け
る。
3つの事件は果たして連続殺人事件なのか?…(goo映画HPより抜粋)
 
なかなか観に行けず、やっと観て来ましたよ。
一つの事実を隠すために、あれこれ隠ぺいすると、どこまでが真実でどこからが嘘なのかが分か
らなくなります。
この映画では、己の保身の為に事実を隠ぺいするか、それとも正義の為に事実を公表するかで、
悩む人間の姿を描いています。
これね~、大沢たかおが格好良すぎますわ(^◇^)
玲子が魅かれるのが分かりますよ。
そして菊田は悲しみを胸に秘めるんですよね~。
この映画を観た人は分かるでしょう?
ええ、菊田が波止場に停まっている車に近付こうとして、立ち止まったあのシーンですよ。
女は優等生タイプよりもちょっと不良っぽい男に魅かれる…と言う法則ですわ(>_<)
今回のストーリー展開は、女性向きに作られたかな?
男性は一人で鑑賞した方が良いかも?
女性は女性どうしで観に行って、大沢たかお派か西島英俊派かを語り合って下さい。
えっ!うちの夫ですか?
宇梶演じる「石倉」ですね(*_*)
 
2本目は「フライト」
 
フロリダ州オークランドアトランタ行きの旅客機に乗り込んだウィップ・ウィトカー機長(デンゼル・
ワシントン)。
一流の操縦テクニックを誇る彼は、この日も激しい乱気流を鮮やかに切り抜け、機体が安定する
副操縦士に任せて眠ってしまう。
だが突然の急降下が、ウィップの眠りを破る。
機体は制御不能、車輪を出し、燃料を捨て、あらゆる手段で速度を落とそうとするが、降下は止ま
らない。
緊迫するコックピットでウィップは、機体を逆さまにする背面飛行を決行。
高度は水平に保たれ、前方に草原が現れた。
ウィップは機体を元に戻し、決死の不時着陸に挑む…。
アトランタの病院で目覚めたウィップは、パイロット組合幹事のチャーリー(ブルース・グリーンウッ
ド)から、102人中生存者は96人だと告げられる。
高度3万フィートからのそれはまさに奇跡の着陸だった。
しかし密かに付き合っていた客室乗務員のトリ―ナ(ナディーン・ヴェラスケス)が亡くなったと聞き、
ウィップはショックを受ける。
見舞いに来た友人のハーリン(ジョン・グッドマン)が、興奮して世の中の騒ぎをまくし立てる。
マスコミがウィップの偉業を称え、彼は一夜にしてヒーローとなったのだ。
翌朝、チャーリーに呼び出されたウィトカーは、弁護士のラング(ドン・チードル)を紹介される。
フライト・レコーダーから、事故の真相は機体の故障だと解明されるはずなのに、なぜ弁護士が
必要なのかと声を荒げるウィップ。
実は調査委員会で、ある重大な疑惑が浮上していた。事故後、乗務員全員に行われた検査の
結果、ウィップの血液中からアルコールが検出されたのだ…(goo映画HPより抜粋)
 
操縦の腕はピカイチなのだが、酒におぼれるウィップ…。
明らかに機体異常が原因の事故なのだが、もし飲んでいなければ、もっと被害が少なくて済んだ
のでは?…と調査委員会は思うのです。
そうですよね、操縦席に座る身でありながら、夜更かしに二日酔い、操縦前にもオレンジジュース
ウォッカを入れて飲んでるぐらいですからね。
正常な判断が出来なかったのでは?…と誰でも思いますよ。
病院を退院して、亡父の家で隠れるように生活するウィップ。
「もう酒は止める」と言いながらも、朝から晩まで飲んだくれてます(-_-メ)
私も酒は好きだが、仕事前に飲んだり仕事中に飲んだことは有りませんでしたよ。
仕事が終わってからの一杯が、一番美味しいですからね。
デンゼル・ワシントンが、飲んだくれ機長を見事に演じきってました。
 
この映画も、嘘を付き通すことが出来ずに、主人公が真実を述べた映画でした。
「良心の呵責(かしゃく)」…って、人間だけが感じる感情なのか?
ウィップに取っては、ストロベリーの甘酸っぱさでは無く、苦いフライトになったのでした。