Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

一人で居られない男

今日も良いお天気の愛媛です。
夫は当直勤務に入ったから、誰も邪魔する人もいないし、ノンビリしています(^o^)
そんな中、実家の母と電話で話しました。
 
母の親友は東京と横浜に住んでいる。
彼女らは高校の同窓会に出席する為に、何年か置きかに帰省します。
その時に少し語らうぐらいで、じっくりと話をする時間がなかなか取れない。
友達の一人は、御主人が脳溢血で倒れ、リハビリ中のことも有り、長時間家を空けることが出来
ない。
もう一人の友達は、足が悪くなり、長時間の歩行が難しい。
体力的なことや年齢を考えると、そうそう会う機会は無いだろう…と言うことで、母は親友に会い
に行こうと決心しました。
そこで問題が一つ有ります。
はい、父を一人で置いておけないんですよ。
「あら?ジーナさんのお父さんは単身赴任や出張してたんでしょう?大丈夫じゃないの?」…と思
うでしょう?
確かに身の周りのことは、父は一人で何とでもします。
昼間は大丈夫なんですが、夜一人で置いておくと、浴びるほど酒を飲み、ムチャクチャ煙草を吸う
のです。
ここまでは、帰宅後に母が大変だわ…って話なんですが、それだけじゃ済まないのです。
 
父は「電話魔」なんですよ。
飲んだくれた挙句に、あちこち電話を掛けまくるのです。
相手が誰であろうが何時だろうが、お構いなし。
そして、有ること無いことを勝手に解釈して話しているので、相手が不快に思うのです。
…なので、出張中や単身赴任中の時は、しょっちゅう夜電話が掛かり、母は2~3時間付きあわ
されてました。
当時電話代金が、毎月2万円ぐらい掛かってましたよ。(コレクトコールで掛けて来るのでね)
 
…でね、基本的に父は「からみ酒」で威張り散らしますから、親戚で集まった時などは、母は父
の側から一瞬たりとも離れずに「見張り」するのです。
決して夫婦仲が良くて、いつも一緒にいるわけでは無いのですよ(-_-;)
母がちょっとトイレに行って帰って来たら、場が凍りついていた…という事が何度か有ったので、
一瞬も目を離してはいけないと張りついてます。
 
そう、父は「一人で居られない男」なんです。
母はこの機会を逃したくないし、父を連れて行くわけにもいかず…。
相談を受けた私、我が家で父を預かることにしました。
我が家に泊れば良いのに、トンチキ夫に迷惑を掛けてはいけないから、ビジネスホテルを取って
くれ…と母が言うのです。
2~3日前にそこまで話を煮詰めました。
…が、母が父にそのことを話したら、「何でジーナの所に行かないといけないのか」とゴネたとか。
 
今日の電話で聞いたとこでは、父はへそを曲げているようだ。
母が父の機嫌を見て、説得するそうだ。
まあ、父がどうしても嫌だと言うのなら、反対に私が実家に帰って父の面倒を見る手も有る。
母が無事に2泊3日の旅に出られることを祈っている。
いい歳した爺さんなんだから、静かに一人で留守番できないものかしらね?
えっ!トンチキ夫ですか?
トンチキ夫は、家の中が散らかり放題になりますが、よそへ迷惑を掛けるような行動はしません
から、まだマシです。
帰宅後、私が大変なだけでね。
さてさて、このてん末はどのようなことになるのかしら?