火曜日の夕方、夫実家から戻りました。
昨日は姑に頼まれていた物を買いに行くついでに、近所のシネコンに行って
来ました。
観たのは「ナポレオン」です。
「グラディエーター」の巨匠リドリー・スコット監督が「ジョーカー」の
ホアキン・フェニックスを主演に迎え、フランスの英雄ナポレオン・ボナ
パルトの人物像を新解釈で描いた歴史スペクタクル。
18世紀末、革命の混乱に揺れるフランス。
若き軍人ナポレオンは目覚ましい活躍を見せ、軍の総司令官に任命される。
ナポレオンは夫を亡くした女性ジョゼフィーヌと恋に落ち結婚するが、ナ
ポレオンの溺愛ぶりとは裏腹に、奔放なジョゼフィーヌは他の男とも関係
を持ち、いつしか夫婦関係は奇妙にねじ曲がっていく。
その一方で英雄としてのナポレオンは快進撃を続け、クーデターを成功さ
せて第一統領に就任、そしてついにフランス帝国の皇帝にまで上り詰める。
政治家・軍人のトップに立ったナポレオンと、皇后となり優雅な生活を送
るジョゼフィーヌだったが、2人の心は満たされないままだった。
やがてナポレオンは戦争にのめり込み、凄惨な侵略と征服を繰り返すよう
になる。
妻ジョゼフィーヌ役に「ミッション:インポッシブル」シリーズのバネッ
サ・カービー。
「ゲティ家の身代金」でもスコット監督と組んだデビッド・スカルパが脚
本を手がけた。(映画.comHPより)
リドリー・スコット監督とホアキン・フェニックス主演と聞いて、観に行きま
した。
ナポレオンは未亡人のジョゼフィーヌにひとめぼれし、結婚。
ジョゼフィーヌはナポレオンと結婚後も浮気を繰り返す。
ナポレオンとの子供を授からなかったことで離婚。
離婚後もナポレオンはジョゼフィーヌを想い続け、心の友として交流を続ける。
戦争の指揮を執ることは上手いが、妻を愛しながらも夫婦としての関係性は継続
させられないのだった。
ナポレオンが41歳の時、23歳のマリー・ルイーズと再婚し、すぐに男子が
誕生したのは皮肉。
24歳~51歳のナポレオンを演じたホアキン・フェニックス。
妻に心身を捧げても報われず、うつろな表情で兵を率いながらも、権力闘争に
執念を燃やす二面性が印象的でした。
ジョゼフィーヌは情熱的で妖艶な女性に描かれてました。
この映画は、ナポレオンを巡る史実を忠実に描いている伝記映画では無いです。
ジョゼフィーヌとの関係性にも創作が多く含まれているとか。
上映時間158分と長尺。
戦闘シーンは迫力がありましたが、個人的には…( ;∀;)
好みが分かれる映画だと思いました。