してて観ました。
この映画が完成してすぐぐらいに、泥沼の離婚騒動が始まったのだったか?
「Mr.&Mrs.スミス」(2005年)以来となる、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの共演作。
ジョリーがアンジェリーナ・ジョリー・ピットの名義を使用して、監督・製作・脚本を担当し、夫のピット
も製作陣に名を連ねた。
1970年代、アメリカ人小説家のローランドと妻のバネッサは、南フランスの浜辺にあるリゾートホ
テルにバカンスで訪れる。
村の小さなカフェに入り浸るローランド、ほとんどの時間をホテルの部屋で過ごすバネッサ。
思いがけない不幸に向き合うことができずにいる二人は、ともに夫婦としての距離を感じていた。
自分たちと対照的に輝かしい二人を、バネッサは嫉妬と好奇心のまなざしで見つめる。
2014年、結婚したピットとジョリーがハネムーンで訪れたマルタで撮影を敢行。
主人公のローランド夫妻をピット夫妻が演じ、若いカップルを「イングロリアス・バスターズ」のメラ
ニー・ロラン、「私はロランス」のメルビル・プポーが演じる。(映画.comHPより)
う~ん、この映画はかなり評判が…でしたが、テレビで観てもやっぱり…(>_<)
いろんなレビューが有りましたが、中でも「この映画は、ハリウッド映画として観てはいけない。
フランス映画として観て下さい」…と言うレビューに納得しました。
確かに、フランス映画っぽかったです。
人間の内面を皮肉を込めて描いている…って感じか?
監督・製作・脚本・主演をしたアンジェリーナ・ジョリーが言うには、「『白い帽子の女』は何かを
失い、すれ違ってしまった夫婦が、粘り強い愛によって自分たちを取り戻し、粘り強い愛によって
自分たちを取り戻し、お互いを受け入れるようになるまでを描く物語です。」…とのこと。
ストーリーとは別に、病的に痩せているアンジェリーナの姿が痛々しかったです。
役柄が精神的にまいっている妻役だから、それはそれで問題無いのか?
「Mr.&Mrs.スミス」の頃は、生命エネルギーに満ち溢れていて美しかったな。
映画のラストは「雨降って地固まる」的なハッピーエンドでした。
一応はハッピーエンドですが、何かモヤモヤが残る映画でした。
メンヘラ妻を支えるアル中夫の献身ぶりに、切なさを覚えました。
フランス映画好きな方と、ブラッド・ピットのファンにはお勧めします。