Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

「空母いぶき」

昨日、夫とシネコンで「空母いぶき」を観て来ました。



沈黙の艦隊」で知られる、かわぐちかいじ原作のベストセラーコミック「空母いぶき」を、西島秀俊
佐々木蔵之介の共演で実写映画化。
国籍不明の軍事勢力から攻撃を受ける中、それぞれの立場で、国民の命と平和を守るため奔走
する者たちの姿を描く。
世界が再び「空母の時代」に突入した20XX年。
日本の最南端沖で国籍不明の軍事勢力が領土の一部を占拠し、海上保安庁の隊員を拘束する
事態が発生。
未曾有の緊張感に包まれる中、政府は初の航空機搭載型護衛艦「いぶき」を中心とした、護衛艦
群を現場に派遣するが…。
西島が、航空自衛隊パイロットとしての実績を買われて、いぶき艦長に抜擢された秋津竜太、
佐々木が、海上自衛隊の生え抜きながら副長に甘んじる新波歳也を演じる。
監督は「沈まぬ太陽」「ホワイトアウト」などの大作を手がけてきた若松節朗
ローレライ」「亡国のイージス」などで知られる、作家の福井晴敏が企画に携わっている。
(映画.comHPより)

この映画の中で起きている事象は、もうじき起きるかも知れません。
いえ、既に似たようなことが起きて国民が知らないうちに、水面下で防いでいるのか?
相手が攻撃して来たから、すぐにやり返すべきだ…とタカ派の議員は戦闘態勢に入るように言う。
首相は「今まで何人もの首相がいた。いろんな意見が有った。しかし、一つだけ共通していること
有る。それは戦争をしなかったことだ。」と言い、相手を刺激しないように、なるべく自衛に徹する
ように望むと言う。

空母いぶきの艦内では、相手の攻撃をかわすのに艦長と副艦長の間で意見が分かれ、緊迫した
やり取りが行われます。
そう言えば、「レッド・オクトーバーを追え」と言う映画では、敵対する国の潜水艦が、お互いの出方
を見ながら、睨み合っていたっけ。
あれも緊迫していたな。

そう言えば、「戦争は始めるのは簡単だが、終わらすのは難しい」と聞いたことが有る。
攻撃されたから攻撃し返すと言うわけにはいかないわね。
9-11のアメリ同時多発テロのように、やり返し合戦になってしまったらいけないものね。

なかなか見応えの有る映画でした。
特にすっとぼけたコンビニ店長役の、中井貴一が良い味を出してました。
残念なのは、記者役の本田翼。
セリフが棒読みで、演技も…(-_-;)
あの記者役は、満島ひかり蒼井優などではどうですか?

戦争を回避するために、どれだけ神経を使うのか勉強になりました。
反撃するばかりではダメなのですね。