夫が夜勤明けで帰宅する前に、スカパー!で「幸せをつかむ歌」を観ました。
ロックスターの夢を追うために家庭を捨てた女性が、娘の離婚をきっかけに、家族との絆を取り戻
そうとする姿を描いたヒューマンドラマ。
かつて夫や子どもたちを捨て、ロック歌手になる夢をかなえたリッキー。
54歳になった現在は、落ち目になったバンドを率いて、小さなライブハウスで歌う日々を送ってい
た。
そんなある日、元夫から電話が入り、娘ジュリーが離婚して落ち込んでいることを知らされる。
20年ぶりに家族のもとを訪れたリッキーは、傷ついた娘を励まそうと奮闘するが…。
名女優メリル・ストリープが主演を務め、実の娘メイミー・ガマーと母娘役で共演。
リッキーのバンド仲間役を、1980年代に一世を風靡したグラミー賞歌手、リック・スプリングフィー
ルドが演じ、リッキーの元夫役を「ワンダとダイヤと優しい奴ら」のオスカー俳優ケビン・クラインが
演じ、それぞれ好演した。
脚本を手がけるなど、キャスト&スタッフにはオスカー受賞経験者がそろった。
(映画.comHPより)
それにしてもメリル・ストリープがスゴイ!
「マダム・フローレンス!夢見る二人」では、音痴のオペラ歌手を見事に演じ、「マーガレット・サッ
チャー 鉄の女の涙」では、サッチャー首相を完全コピーして演じ、或る時はバイオリン教師や川下
りのガイドなど、さまざまな職業を演じます。
今回も、ロック歌手の役だからと、エレキギターを猛特訓したそうです。
見事な演奏と歌を聴かせてくれました♪
過去に、自分の夢と家庭のどちらかを選択しないといけなかったリッキー。
結果的に夢を選び、家庭を捨ててしまいます。
リッキーが家を出て20年、その頃から比べると時代が変わったとは言え、自分の夢と家庭、両方
を手に入れるのは未だに難しいです。
上手く行かなくても良いから、自分らしく生きることを選ぶ…言うのは簡単ですが、選択を迫られる
と、どうしても夢は諦めざるを得ないんですよね(>_<)
娘を思う母親の気持ちを、メリル・ストリープが好演したと思いますが、何かひと味、物足りない映
画でした。
収穫だったのは、リッキーのバンド仲間で恋人役を演じた、リック・スプリングフィールドが観られた
ことかな?
高校生の頃に、ヒット曲「ジェシーズ・ガール」のLPを買いました。
まだ実家に有るハズです^^
リックもすっかりオジイになっていたけど、懐かしかったわ。