Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

「ザ・ダンサー」

昨日は、昼前からいつも行くシネコンへ行って来ました。
今、遅ればせながら上映されている作品が有るのです^^
まず1本目は「ザ・ダンサー」を観ました。


モダンダンスの先駆者として19世紀末のヨーロッパで一世を風靡したロイ・フラーの物語を、ミュー
ジシャンで女優のソーコ主演で映画化。
フラーのライバルとなるダンサーのイサドラ・ダンカン役で、ジョニー・デップとバネッサ・パラディの
娘として知られるリリー=ローズ・デップが共演。
女性のダンスが卑しいとされた時代に、バレエの殿堂であるパリ・オペラ座で踊るという夢を叶える
ため、アメリカからフランスへと渡ってきたロイ・フラーが、ドレスや光、鏡などを用いて新たなダンス
を創作し、自らの信念と夢のために奮闘する姿を描いた。
監督は、写真家としても活躍するステファニー・ディ・ジュースト。(映画.comHPより)

ダンサーと言うと、ミュージカルや社交ダンス、ヒップホップなどを思い浮かべますが、この映画で
描かれているのは、創作ダンスというジャンルなのか?
監督が写真家という事も有り、とても美しい映像になってます。
支配人に頼み込んで、ロイ・フラーが幕間(インターミッション)で舞うシーンは、休憩に行く観客が
足を止めて魅入ります。

分かりやすく説明すると、ジュディー・オングのヒット曲「魅せられて」が有りますが、あのような衣

装生地をまとい、手に筒を持ち(筒が見えないように袖が長い)全身を使って踊ります。
いえ、踊ると言うよりは舞うんです。
その姿に照明が当ると、舞の美しさに目が釘付けになりました。

彼女も素晴らしい才能の持ち主でした。
この映画は実話を元にした作品で、ロイ・フラーイサドラ・ダンカンも実在のダンサーです。
私はイサドラ・ダンカンは名前だけは知ってましたが、ロイ・フラーは名前も知りませんでした。
イサドラ役を、ジョニー・デップの娘、リリー=ローズが演じてます。
全体的に母のヴァネッサ・パラディーに似てますが、目元は父のジョニー・デップに似てました。
難しい役どころでしたが、とても上手く演じてました。
将来が楽しみな女優さんです。
この映画、一人の女性が差別に負けず、舞踊家になるという夢を叶える内容です。
芸術作品や踊りに興味が有る方にお勧めします。