Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

急に進行するのか?

先週、私の実家に帰った際に、母からいろいろと親戚や友人の話を聞きました。
まず、母の友達のKちゃん(女性)の話。
Kちゃんは飲み屋を経営して、もう30年ぐらいになるのだが、この度急に閉店
することになった。
その理由が、認知症である。
Kちゃんは去年、2度の心臓手術をし、ペースメーカーを入れた。
この2度目の手術からわずか半年で、認知症が一気に進んでしまった。
Kちゃんは私の母と同じく、今年77歳になる。

元々、忘れっぽいところは有ったが、既に認知症に罹っていたのかしら?
2度目の退院からすぐに、体調を崩し、短期の入退院を繰り返した。
環境の変化が原因なのか?
ここ1ヵ月で、目の焦点が合わなくなり、店も営業をしたりしなかったりだった。
彼女は独身なので、同じく独身の姉(86歳)が神戸からやって来て、介護して
いる。
時々は意識がハッキリするので、今のうちに店も畳んで、銀行口座も整理した
方が良いと言うことになり、Kちゃんの姉と母が手伝って店の契約を解除した。

そして、私の実家前に住んでいる父方の遠縁の親戚。
その伯母には、子供の頃からよく面倒を見て貰っていたので、実家に帰省し
折には、土産を持って話しをしに行っていた。
伯母は87歳になった。
3年前から、介護施設に移っている。
今年の正月に、伯母は外泊して自宅に戻っていた。
同居していた長男一家と一緒に過ごして、施設に戻っていった。
その時に、母も伯母と会っていた。

先日、伯母の長男がやって来て、伯母が施設を移った旨を話しに来た。
伯母は今年の2月ぐらいに、転げて額を打ってケガをしたそうだ。
それ以降、異常な言動が増えた。
被害妄想が増え、急に暴れたり、攻撃的になったため、施設では預かること
出来ないと言われ、今は精神病院へ移ったそうだ。
昔の面影は無いから、会えば辛くなるので会わない方が良い…とまで、言わ
れたとか。

こんなにも一気に認知症が進むのか?…と、母は驚いている。

そして世話になった伯母の見舞いに、なかなか行けなかったことを悔やんで

いた。
去年一年は父の入院騒動で、とてもお見舞いに行ける状態では無かったか
ら、今年は行こうと思っていた。
だけど、退院した父の世話で、とても見舞いに行ける状態では無かった。
会いたいと思った時に会っておかないと、後悔することになるのだ…と思い
知らされた一件でした。