Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

Iron Lady

昨日は良いお天気の中、「マーガレット・サッチャー鉄の女の涙」を観るために、松山まで行って
来ました。
風も止み暖かな日差しが差す中、市営バス~長距離バス~私鉄と乗り継ぎ、家を出て3時間弱、
目当ての映画館に到着しました。
家は9時過ぎに出たのですが、映画館のチケット売り場に到着したのは12時前でした(>_<)
春休み中だったので、子供(小学生)が多かったです。

雑貨商の家に生まれたマーガレット(メリル・ストリープ)は、市長も務めた父の影響で政治を志す
が、初めての下院議員選挙に落選してしまう。
失望する彼女に心優しい事業家デニス・サッチャー(ジム・ブロードベント)がプロポーズする。
「食器を洗って、一生を終えるつもりはない」野心を隠さないマーガレットを、デニスは寛容に受け
入れる。
双子にも恵まれ、幸せな家族を築く一方で、マーガレットは政治家としての階段も昇りはじめる。
失墜した英国を再建する…それは気の遠くなるような闘いだったが、彼女はその困難に立ち向
かう。
愛する夫や子供たちとの時間を犠牲にし、マーガレットは深い孤独を抱えたまま、たった一人で
闘い続けた。
現在のロンドン…、どんなに苦しい時も支え続けてくれた夫・デニスは既に他界した。
だが、マーガレットは未だに夫の死を認識していないのか、時折不可解な行動が目立つ。
思い出の洪水の中で、デニスの遺品を手に取り彼女は「あなたは幸せだった?」とつぶやくのだ
った…(goo映画HPより抜粋)
 
 
今でこそ、女性政治家は多くなりましたが、この時代には皆無でしたからね。
女は黙って男の言うことを聞く…って時代でした。
そんな中、マーガレットは政治家になり、首相まで上り詰めるのだ。
女が発言すると「女のくせに」「生意気だ」…などと言われてたが、そんな事をものともしない
マーガレットでした。
何に付けても先駆者は大変です。
道が無いところを切り開いて道を作っていくのですから。
サッチャーさんの活躍で、後進の女性議員はどんなに楽になったことだろう。
この時代の女は、男に従って生きるのが常識だった時代。
男を差し置いて発言するなんて出来ませんでした。
白い羊の中に1匹黒い羊が混ざっていたら、すごく目立ちます。
まさに、それと同じ。
そんなマーガレット・サッチャーも、政治家を引退して静かな生活に入っていたのだけど、支え
てくれていた夫が亡くなるとガックリ来たのか、認知症の症状が出始める。
マーガレットの事を一番理解してくれていたのが夫のデニスですから…。
 
この映画は、マーガレットが政治家を志す10代から現在までの生涯を映画化しています。
娯楽作品ではありませんが、メリル・ストリープの演技を楽しんで下さい。
かなり似せてます。
アカデミー主演女優賞を受賞した演技をお楽しみ下さい(^^♪