今日はレディスデーだったので、近くのシネコンへ行って来ました。
「レディ・バード」のグレタ・ガーウィグ監督と、シアーシャ・ローナンが
再タッグを組み、ルイザ・メイ・オルコットの名作小説「若草物語」を新た
な視点で映画化。
南北戦争時代に力強く生きるマーチ家の4姉妹が織りなす物語を、作家志望
の次女ジョーを主人公にみずみずしいタッチで描く。
しっかり者の長女メグ、活発で信念を曲げない次女ジョー、内気で繊細な三
女ベス、人懐っこく頑固な末っ子エイミー。
女性が表現者として成功することが難しい時代に、ジョーは作家になる夢を
一途に追い続けていた。
性別によって決められてしまう人生を乗り越えようと、思いを寄せる隣家の
青年ローリーからのプロポーズにも応じず、自分が信じる道を突き進むジョ
ーだったが…。
ローリーを「君の名前で僕を呼んで」のティモシー・シャラメ、長女メグを
「美女と野獣」のエマ・ワトソン、末っ子エイミーを「ミッドサマー」のフ
ローレンス・ピュー、4姉妹の母をローラ・ダーン、伯母をメリル・ストリ
ープが演じるなど豪華キャストが集結。
第92回アカデミー賞では作品賞はじめ計6部門でノミネートされ、衣装デ
ザイン賞を受賞した。(映画.comHPより抜粋)
「若草物語」の後日談を描いた映画です。
「若草物語」は、原作者オルコットの自伝的な部分を取り込んで書かれた小説
です。
小説では三女のベスが亡くなったところまでが書かれています。
この映画では、その後が描かれていて「あの人」が結婚しますが、実際は結
婚していません。
映画は、主人公のジョーが出版社に原稿を持ち込むシーンから始まります。
ジョーが実家を出て下宿している「今」と、「7年前」が交互に出て来ます。
しっかり観ていないと、「今」なのか「7年前」なのか混乱します(-_-;)
女性が結婚して子供を産んで、夫に養ってもらう…と言うのが、当たり前の
時代に、結婚せずに自立したい…と思ったジョーの生き方は、とても生きに
くかったと思います。
この映画は…女性向きかな?
男性はジョーが面倒くさい女に観えるかも?
あの時代だけでなく、現代でも「女は結婚して、子供を産んで一人前」と言
う考えがまだ有りますから(T_T)
ローリー役のティモシー・シャラメは美形でした。
私は、四姉妹の父親を演じたボブ・オデンカークが好みでした♪
「若草物語」を読んだことが有る人には、特にお勧めします。