Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

「ブルージャスミン」

今日のお昼、スカパー!で放送していた「ブルージャスミン」を観ました。
ポスター画像
ウッディ・アレン監督が初タッグとなるケイト・ブランシェットを主演に、上流階級から転落したヒロ
インが再起をかけて奮闘し、苦悩する姿を描いたドラマ。
ニューヨークの資産家ハルと結婚し、セレブリティとして裕福な生活を送っていたジャスミンは、
ハルとの結婚生活が破綻したことで、地位も資産も全て失ってしまう。
サンフランシスコで庶民的な生活を送る妹、ジンジャーのもとに身を寄せたものの、不慣れな
事や生活に神経を擦り減らせ、次第に精神が不安定になっていく。
それでも再び華やかな世界へと返り咲こうと躍起になるジャスミンだったが…。
第86回アカデミー賞でブランシェットが主演女優賞を受賞。
(映画.comHPより抜粋)
 
去年公開されたばかりなのに、もう放送されました。
この映画、観たかったんですよ^^
題名の「ブルージャスミン」は翻訳すると、さながら「憂鬱なジャスミン」と言ったところか?
 
一口に言うと、セレブのアル中女、ジャスミンの転落人生を描いた映画なんです。
同じ里親の家で育った、血の繋がりは無い妹のジンジャーを頼って、ニューヨークから逃げて
来るのです。
だけど、ジャスミンは破産したというのに、見栄を張り、セレブを気取り、回りから浮いてしまい
ます。
何とか現状から脱出したいのに、どうしたら良いかも分かりません。
プライドばかりが高く、ストレスを溜めて行きます。
そして、精神を病んで行きます。
くだらないプライドを振りかざしている場合じゃないのに、回りの人間を自分よりも下のランク
の人間だと、馬鹿にします。
プライドも大事かも知れないけど、生活を立て直すことの方が大事なのでは?…と、思いまし
たよ。
 
神経質な高慢ちき女ジャスミンを、ケイト・ブランシェットが熱演しています。
この女優さんは、演じる役によって、まったく印象が変わる女優さんです。
さすが、アカデミー賞の主演女優賞を受賞した演技力でしたわ。
 
ウッディ・アレンは、こういう神経質な人間を主人公にした映画は上手く撮りますね。
なかなか面白く鑑賞しました。
ウッディ・アレン監督作は、好きな作品と馴染めない作品が有ります。
私が好きなのは、「カイロの紫のバラ」「ハンナとその姉妹」「スコルピオンの恋まじない」
機会が有れば、観直してみたいです(^◇^)