観て来ましたよ～「しあわせの雨傘」（＾◇＾）
フランソワ・オゾン監督、カトリーヌ・ドヌーヴ主演とくれば、期待してしまいます。
この映画、サイドラインが入ったジャージを着た、ドヌーブのジョギングシーンから始まります。
ドヌーヴ演じるスザンヌは、傘工場の創業主の娘で結婚３０年、優雅なマダム生活を送っている。
養子の夫ロベールは、あちこちで浮気してて現在は秘書のナデーシュと浮気している。
スザンヌの娘ジョエルは、そんな「お飾りの壺」と化している母をさげすんでいる。
そんな或る日、工場の従業員が待遇改善を求めてストライキに入り、ショックで夫ロベールが倒
れる。
仕方なく、妻のスザンヌが社長代行になるのだが…
家事も仕事もしなくていいから、（もちろんメイドがいます）美しく着飾っていろと命令する夫。
ただ夫に従順に従う妻。
でもね、夫が思うほど妻は大人しくしていないんですよ。
うまく隠していたけど、いろいろあるんですよ。
映画の内容を個人的に解釈すると「人生楽ありゃ苦もあるさ。枯れる前に、もうひと花咲かせま
しょう」って感じかな？
リース・ウィザースプーン主演の「キューティブロンド」の熟女版って言った方が、しっくりくるかも？
そして最後はドヌーヴさん、苦手な歌まで披露しています。
この映画は、可愛らしいお婆さんとなったドヌーヴを観るだけでも良いですね。
気構えることなく観られる映画です。
ただ、オゾン監督だったので、もうひとひねり欲しかったかなぁ～。
ちょっと物足りなく感じました^_^;
