2023年は合計68本の映画を劇場で鑑賞しました。
内訳は邦画35本、洋画33本(インディ・ジョーンズは2回鑑賞)でした。
毎年恒例の独断と偏見で決めたベスト10を発表します。
第1位 「ロストケア」
(C)2023「ロストケア」製作委員会
松山ケンイチと長澤まさみが初共演を果たし、連続殺人犯として逮捕された
介護士と検事の対峙を描いた社会派サスペンス。
観終わった後、久しぶりに頭の芯に痺れたような重さが残った映画でした。
斯波(しば)が行った行為は「殺人」なのか?
介護に疲れ、行き詰った家族を救うための「救い」なのか?
私には未だに答えが出ない映画でした。
第2位 「ケイコ 目を澄ませて」
(C)2022 映画「ケイコ 目を澄ませて」製作委員会/COMME DES CINEMAS
「きみの鳥はうたえる」の三宅唱監督が「愛がなんだ」の岸井ゆきのを主演
に迎え、耳が聞こえないボクサーの実話をもとに描いた人間ドラマ。
BGMが無く、静かな映画でした。
不要な音を排除した感じ。
ケイコの聞こえない「もどかしさ」と「いら立ち」を、岸井ゆきのが見事に
表現しました。
第3位 「オットーという男」
名優トム・ハンクスが町一番の嫌われ者の男を演じ、孤独だった男が隣人一家
との触れ合いを通して再生していく姿を描いたヒューマンドラマ。
スウェーデン発のベストセラー小説を映画化し、第89回アカデミー外国語映
画賞にノミネートされた「幸せなひとりぼっち」を、ハンクスの主演・製作
でリメイク。
トム・ハンクスの偏屈な老人ぶりを是非、ご覧になって下さい。
第4位 「パリタクシー」
第5位 「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」
第6位 「ミッション:イン・ポッシブル デッドレコニングPART ONE」
第7位 「フェイブルマンズ」
第8位 「ドリーム・ホース」
第9位 「福田村事件」
第10位「翔んで埼玉 ~琵琶湖から愛をこめて~」
次点「ウィ、シェフ!」「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」
去年は68本の映画を鑑賞することが出来ました。
「インディジョーンズ」を2回鑑賞したので、実質は67本の新作映画を観た
ことになります。
今年も素敵な映画と出会えますように…♪