父は今朝、8時半から手術室に入りました。
今回は一度目の手術で小腸に仮設した人工肛門を閉じ、直腸のガン細胞を
切除し、大腸に人工肛門を繋げます。
開腹手術だと大出血するからと、腹腔鏡手術で行いました。
ええ、お腹に数ヵ所ドリルで穴を空け、カメラを入れて患部を切除します。
肛門から切除した患部を引き抜く予定でした。
…が、思ったよりもガン細胞の炎症が拡がっており、手術が難航しました。
おまけに一般男性よりも骨盤が狭いため、引き抜くにも手間がかかったとか。
執刀医の話では、ガン細胞は取り除いたが、取り残しが有ったらいけないから、
抗がん剤を投与する…とのこと。
明日は胸と腹のレントゲンを撮り、患部の状態を見るそうです。
手術は9時間半かかりました。
術後に医師から説明を受け、父が病室に戻って来たのは夜6時半でした。
今日は夫の両親が昼前に病院に来て、手術が終わるまで、一緒に待っていて
くれました。
父の顔を見て、声をかけて帰りました。
手術が終り、まずはひと安心しました。