Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

「レ・ミゼラブル」

去年は第一作目に「リアル・スティール」を鑑賞し、「The Lady アウンサンスーチー 引き裂か
れた愛」で締めくくりました。
そして今年の第一作目は、「レ・ミゼラブル」で幕開けです。
 
 
 
 格差と貧困にあえぐ民衆が、自由を求めて立ちあがろうとしていた19世紀のフランス。
ジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)は、一切れのパンを盗んだ罪で19年間投獄され、仮釈
放されたものの生活に行き詰まり、再び盗みを働く。
しかし、その罪を見逃し赦してくれた司教の慈悲に触れ、身も心も生まれ変わろうと決意。
マドレーヌと名前を変え、工場主として成功を収め、市長の地位に上り詰めたバルジャンだった
が、警官のジャベール(ラッセル・クロウ)は彼を執拗に追いかけてくるのだった。
そんな中、以前バルジャンの工場で働いていて、娘を養うため極貧生活を送るファンテーヌ(アン・
ハサウェイ)と知り合い、バルジャンは彼女の幼い娘コゼットの未来を託される…。
(goo映画HPより抜粋)
 
この映画は年末に観に行けなくて、早く観たい作品でした。
ええ、期待を裏切らない出来でしたね。
上映時間が長くてもそれを感じさせない映画でした。
出演者が皆、ミュージカル出身の人や長年、歌のレッスンを受けてた人なので歌唱力がスゴイ!
聞き惚れますよ。
あっ!ただね、ラッセル・クロウは楽譜どおりに一生懸命に歌っている感じだったわ。
意外と(失礼かしら?)美声で上手に歌っているけど、感情を込めて歌うのは難しかったんだろ
うな。
アマンダ・セイフライドのソプラノは、声がよく伸びてました。
日本で言うところの美声、「鈴を転がしたような声」ってあんな感じかな?
後ね、コゼットが幼少時に預けられてた、ごうつくばりの宿屋の夫婦の娘、エポニーヌの成人役
を演じた、サマンサ・バークスも上手かったな。
そして一番驚いたのがフォンテーヌ役のアン・ハサウェイの歌声ですよ。
 
迫力ありましたよ。
映画のCMでも流れてましたが、「夢やぶれて」を絶唱するシーン…
もうね、胸が張り裂けそうな想いがスクリーンから伝わってきますよ(T_T)
 
私はミュージカル映画は、「シェルブールの雨傘」「ウエストサイド物語」、「コーラスライン」「ムー
ラン・ルージュ」「マンマ・ミーア」などを観ているが、この「レ・ミゼラブル」は断トツで私の中では
一位だわ。
そしてこの作品は是非、映画館の大スクリーンで観賞して欲しいな。
いえいえ私は、配給会社のユニバーサル・ピクチャーズや、東宝東和の回し者では有りません
よ(^o^)
たとえ50インチ以上の画面で有っても、家庭で観てはこの作品の良さが伝わらない気がします。
あくまでも個人の意見ですが。
 
…でね、上映時間が長いので、上映前にはトイレに行って、しっかり水分を出し切ってご覧下さい。
昨日はレディースデーで混んでいて、立ったり座ったりと忙しい観客がチラホラいましたから(>_<)