昨日、1ヵ月半ぶりにミニシアターに行きました。
観たのは「さらば、わが愛/覇王別姫4K」です。
(C)1993 Tomson Films Co.,Ltd.(Hong Kong)
2人の京劇俳優の波乱に満ちた生きざまを描き、中国語映画として初めてカン
京劇の古典「覇王別姫」を演じる2人の京劇役者の愛憎と人生を、国民党政権
下の1925年から、文化大革命時代を経た70年代末までの50年にわたる中国
の動乱の歴史とともに描いた。
デビュー作「黄色い大地」で注目され、本作の成功によって中国第5世代を代
表する監督となったチェン・カイコーがメガホンをとった。
1925年の北京。
遊女である母に捨てられ、京劇の養成所に入れられた小豆子。
いじめられる彼を弟のようにかばい、つらく厳しい修行の中で常に強い助け
となる石頭。
やがて成長した2人は京劇界の大スターとなっていくが…。
時代に翻弄されながらも愛を貫こうとする女形の程蝶衣(チェン・ディエイ
ー)をレスリー・チャンが演じ、恋敵の高級娼婦役でコン・リーが出演した。
製作から30周年、レスリー・チャンの没後20年の節目となる2023年に、4K
版が公開。(映画.comHPより)
公開当時に見逃して、以来ずっと観る機会が無く、今回やっと観ることができ
ました(^o^)丿
上映時間が172分という、3時間近い超大作。
さすがに観ていて疲れました。
…が、主役のレスリー・チャン、京劇の女形を見事に演じました。
彼の演技力を見せつけられました。
亡くなって20年になるのですね。
京劇のことを知っていれば、もっとこの映画の面白さが理解できただろうな。
30年前の映画ですが、小児虐待、小児性的暴行、同性愛、パワハラ、セク
ハラ、薬物…。
今も昔も変わらずです。
「文化大革命」という史上最悪の革命で、自分が助かるために他人を密告した
り、有りもしないことを言う。
たとえそれが親友だろうが、妻だろうが…。
あらすじは知ってましたが、ここまで重い内容の映画とは…。
観終わってドッと疲れました(>_<)