Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

「アネット」

今日は昼からミニシアターへ行ってきました。

観たのは「アネット」です。

ポスター画像

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ポンヌフの恋人」「汚れた血」などの鬼才レオス・カラックスが、「マリ

ジ・ストーリー」のアダム・ドライバーと「エディット・ピアフ 愛の讃

歌」マリオン・コティヤールを主演に迎えたロック・オペラ・ミュージカ

ル。

ロン&ラッセル・メイル兄弟によるポップバンド「スパークス」が、ストー

リー仕立てのスタジオアルバムとして構築していた物語を原案に、映画全編

を歌で語り、全ての歌をライブで収録した。

スタンダップコメディアンのヘンリーと一流オペラ歌手のアン、その二人の

に生まれたアネットが繰り広げるダークなおとぎ話を、カラックス監督な

らではの映像美で描き出す。

アダム・ドライバーがプロデュースも手掛けた。

2021年・第74回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞。

(映画.comHPより)

あぁ~何だかね、かなり好みが分かれる映画でしたよ。

私はカラックス監督の作品では、「ポンヌフの恋人」は観てますが、他の作品

は未見です。

「ダークファンタジーロックオペラ、ミュージカル」などの謳い文句だった

から、期待半分と一抹の不安を持って観に行きました。

人気コメディアンの夫と一流オペラ歌手の妻、結婚後、妻は更に売れて行き、

夫は段々と落ちぶれて行く。

そして、ついに夫の暴力的な一面が…。

驚いたのは、生まれた娘アネットを人間が演じてなくて、パペット(操り人形)

を使ってました。

映画のラストにやっとアネットは人間へ変化します。

そして父親と対話します。

このラストが一番、監督が観客に伝えたかったことなのかな?

アダム・サンドラーマリオン・コティヤールの歌唱力にビックリ!

渾身の演技でした。

アダムが演じるヘンリーの「不穏さ」と、マリオン演じるアンの「儚さ」が

相まって、不可思議なドラマを作り上げてました。

ただ、凡人の私には、この映画の全てを理解できなかったことは否めません。