Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

「情婦」

昨夜やっと↓この映画を観ました。


1952年のイギリス、ロンドン。
法曹界の重鎮としてその名を知られる老弁護士ウィルフリッド卿(チャールズ・ロートン)は、生死
を彷徨う重病の床から、口うるさい付き添い看護婦ミス・プリムソル(エルザ・ランチェスター随行
で退院を果たした。
ウィルフリッドは事務所に落ち着く間もなく、事務弁護士メイヒュー(ヘンリー・ダニエル)に連れら
れた、未亡人殺しの容疑者レナード・ヴォール(タイロン・パワー)の弁護依頼を受ける。
アリバイの証明者は夫人しかおらず、状況は極めて不利。まもなく彼らの元を警察が訪れ、レナ
ードは殺人容疑で逮捕されてしまう。
善後策を協議するウィルフリッドらの前に、レナード夫人のクリスチーネ(マレーネ・ディートリヒ
が現れる。
しかし彼女の態度は、夫を信じていないかの如き不審なもので、しかも母国ドイツに正式な夫が
おり、レナードとは正式な夫婦ではないと言う。
クリスチーネが弁護側の証人として頼りにならないと判断したウィルフリッドは、体調を心配する
周囲を振り切って弁護を引き受け、夫人の証言なしで公判に挑む決意をする。(Wikiより抜粋)

原題はWitness for the Prosecution 検察側の証人)です。
アガサ・クリスティーの小説や戯曲「検察側の証人」を原作とする、法廷ミステリー作品で、脚本
監督はビリー・ワイルダーです。

この映画、ブロ友のguchさんやfpdさんが、かなり推していて、早く観なくては…と思いながら
観られず、やっと昨夜鑑賞できました。

タイトルの邦訳「情婦」、つまりは「愛人」を指しますが、なぜ「愛人なのか?」…は、映画の前半
で分かります。
そして、この情婦がストーリーにどのような形で絡んで来るか?
果たして、レナードは殺人を犯したのか?無実なのか?
ラストまでハラハラします。
そして、この映画、ラストに「結末を話さないように」とクレジットが出ます。
う~ん、ヤラレました。
こういうラストになるとは…。
60年前の映画ですが、なかなかの良作でした(*^^)v