2本目には「ミセス・ハリス、パリへ行く」を観ました。
(C)2022 Universal Studios
アメリカの人気作家ポール・ギャリコの長編小説を、「ファントム・スレッ
ド」のレスリー・マンビル主演で映画化。
1950年代、第2次世界大戦後のロンドン。
夫を戦争で亡くした家政婦ミセス・ハリスは、勤め先でディオールのドレス
に出会う。
その美しさに魅せられた彼女は、フランスへドレスを買いに行くことを決意。
どうにか資金を集めてパリのディオール本店を訪れたものの、威圧的な支配
人コルベールに追い出されそうになってしまう。
しかし夢を決して諦めないハリスの姿は、会計士アンドレやモデルのナター
シャ、シャサーニュ公爵ら、出会った人々の心を動かしていく。
支配人コルベール役に「エル ELLE」のイザベル・ユペール。
「クルエラ」などのジェニー・ビーバンが衣装デザインを手がけた。
(映画.comHPより)
Mrs.ハリスは、終戦になっても帰って来ない夫の帰りを待ち続けている。
掃除婦や家政婦をして生活費を稼いでいます。
そんなMrs.ハリスの元に、行方不明だった夫の戦死を告げる郵便が届く。
生きる気力を失いかけていた或る日、Mrs.ハリスは顧客先のマダムが、夫に
内緒で買ったディオールのドレスを目にし、その美しさに目を奪われる。
…が、ドレス一着が「500ポンド」(今の貨幣価値だと250万円ぐらい?)
と聞き、目を丸くする。
でも、寝ても覚めてもそのドレスが気になって仕方ない。
Mrs.ハリスは内職を増やし、ドッグレースで虎の子の100ポンドを賭けて
すったり(知人が10ポンドを抜いて最終レースに賭けて当てて、100ポン
ドを取り戻してくれた)、戦死した夫の遺族年金が出たりと、何とかドレス代
を工面することができ、パリへ行くのだった。
次から次へとトラブルに遭うMrs.ハリス。
Mrs.ハリスの人柄に触れ、パリの人々が救いの手を差し伸べてくれます。
せっかく手に入れたドレスを、家政婦先の顧客が困っているからと貸してあげ
て、不注意でドレスを焦がされて着られない状態になって悲嘆にくれても、事
情を知ったディオールの人たちが助けてくれたのでした。
観終わって、元気が出る映画でした。
Mrs.ハリスのポジティブシンキングは、回りの人達、皆を明るくします。
邦題はパッとしませんが、映画はとても良かったです^^
信念を持って行動するMrs.ハリスはとてもキュートでした♪