母が転院して1ヵ月になります。
母が言うには手足は動くし、これ以上リハビリを続けても無駄だと…。
父を一人で生活させておくと、家事もロクロクできないし、お金の管理もできな
いから、早く退院したいと私に訴えます。
…で、実際にどうかと言うと、父は家事をこなして問題なく生活しています。
20年前ぐらいから、母が水道代が2万円(2カ月分)を超えると言ってました。
老夫婦二人暮らしであり得ない金額です。
私は漏水を疑い、母に確認するように言ってました。
…が、どこも漏水していないと言います。
今回、母が入院して、父が家事を担うことになりました。
水道料金の請求金額は7千円(1カ月使用料が3500円チョイ)そこそこです。
うん?…と思いました。
父に確認すると、母は洗濯の際、二槽式洗濯機なのに、一回ずつ洗濯槽の水を抜
いていたそうで…( ;∀;)
二槽層式洗濯機の利点は、水を無駄にせず、洗濯物の汚れ落ちが良いことだ。
母は二槽層式洗濯機にこだわっていて、買い替えするのは必ず、二槽層式洗濯機
なのです。
白っぽい物を洗う→脱水する→色物を洗う→脱水する→汚れがひどい物を洗う→
脱水する。
洗濯溶液を排水し、水を注入しながらすすぐ→脱水→干す、この繰り返しです。
平成生まれの人は、二槽式洗濯機の使い方を知らないと思いますが、洗濯溶液は
2~3回は使いまわしします。
だが母は、一回一回洗濯溶液を排水し、洗う→脱水する→すすぐ→脱水する→干す
という作業をしていたそうです。
これは全自動洗濯機と同じ洗い方だ。
しかも「お湯の方が汚れが落ちるから」という理由で、給湯器のスイッチを入れ、
洗面所でお湯を洗面器ですくい(バケツは蛇口の高さに引っ掛かる)、洗濯機の
中に入れていたそうだ。(すすぎは洗濯機につないだ蛇口から水を使う)
「風呂の中の蛇口にホースを繋いで、お湯を入れたら?」…と言うと、母は理解
できないようで…(-_-;)
週に1~2回洗濯していたが、洗濯物を細かく色分けしていて、毎回洗濯に7~
8時間かかっていたようだ。(父の談話)
二槽式は片方で洗いながら、片方で脱水をかけられるから、色物やタオルなど洗
い分けしても、せいぜい2時間も有れば終わるのにね。
尋常じゃない時間と水を流しっぱなしで洗濯していたから、水道料金が異常に高
くなっていたのか(>_<)
それにしても父は、定年後に家に居て、母の行動を異常に思わなかったのか?
父は母の「こだわり」だと思っていて、意見しても反発して聞かないからと言っ
ていた。
家計のやりくりも母が全部していたから、水道料金の高さにも気づいてなかった。
母は1回目の脳梗塞の時(60歳前)、詰まった血栓がすぐに抜けて、診察を受
ける時には麻痺もなく、言葉も話せて異常が無かったが、念のためにと3週間ほ
ど検査入院した。
当時、私は札幌、父は単身赴任で家に居なくて、母は一人暮らしだった。
もしやその頃から、認知機能が徐々におかしくなっていたのか?
今回の入院前(2か月前)まで出来ていたことが、変わらず出来ると母は思って
いる。
でもね、「それが出来なくなったから、リハビリしているんだよ」と再三に渡り
説明してるのだが、理解できていない。
今月末には退院すると言い張る母に、それは主治医が判断することだから…と毎
回、説明する私である。