Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

「ラーゲリより愛を込めて」

すっかり体調が回復した私。

昨日はドラッグストアに買い物に行くついでに、近所のシネコンに寄りました。

観たのは↓「ラーゲリより愛を込めて」です。

ポスター画像

(C)2022 映画「ラーゲリより愛を込めて」製作委員会 (C)1989清水香

二宮和也が主演を務め、シベリアの強制収容所ラーゲリ)に抑留された

実在の日本人捕虜・山本幡男(やまもとはたお)を演じた伝記ドラマ。

作家・辺見じゅんのノンフィクション小説「収容所(ラーゲリ)から来た

遺書」を基に、「護られなかった者たちへ」「糸」の瀬々敬久監督がメガ

ホンをとった。

第2次世界大戦後の1945年。

シベリアの強制収容所に抑留された日本人捕虜たちは、零下40度にもなる

過酷な環境の中、わずかな食糧のみを与えられて重い労働を強いられ、命

を落とす者が続出していた。

そんな中、山本幡男は日本にいる妻や子どもたちのもとへ必ず帰れると信

じ、周囲の人々を励まし続ける。

山本の仲間思いの行動と力強い信念は、多くの捕虜たちの心に希望の火を

灯していく。

山本の妻・モジミ役に北川景子、山本とともにラーゲリで捕虜として過ご

す仲間たちに松坂桃李中島健人桐谷健太安田顕と豪華キャストが集

結。(映画.comHPより)

私は原作になっている「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」を読んでいる

ので、今作がどんな仕上がりになっているか期待していました。

勿論、映画らしく脚色が入っていましたが、おおむね原作小説に沿ってま

した。

確か小説の中では、ソ連兵の中には優しくしてくれる兵士もいたり、村人

との交流も有ったと記憶しています。

作業をしていて、村人と話すようになり、物を修理した御礼に食料を少し

貰ったとか書いて有った気が…。

あと、一人また一人と捕虜が亡くなり、宿り主が死んだら一気にシラミが

逃げて行くので、「あぁ~!死んだな」と分かるとか。

村人から黒パンを貰って、一気に食べて水を飲んだら、数時間後に腸が破

裂して死んだとか。

そういう話も記載されてた気がします。

何せ読んだのが20年以上前なので、記憶が曖昧になってますが。

ともあれ、出演した俳優は皆、熱演してました。

二宮和也の熱演はもちろん、中島健人が良い味を出してました。

今、この時代だからこそ、是非観て欲しい映画だと思います。