今日は昼から近くのシネコンに行って来ました。
観たのは↓「いのちの停車場」です。
(C)2021「いのちの停車場」製作委員会
作家としても活躍する現役医師・南杏子の同名小説を「八日目の蝉」の成島
出監督が映画化し、吉永小百合が自身初となる医師役に挑んだ社会派ヒュー
マンドラマ。
長年に渡り、大学病院の救命救急医として働いてきた白石咲和子は、ある事
情から父・達郎が暮らす石川県の実家に戻り、在宅医療を行う「まほろば診
療所」に勤めることに。
これまで自分が経験してきた医療とは、違うかたちでの“いのち”との向き合
い方に戸惑いを覚える咲和子だったが、院長の仙川をはじめ、診療所を支え
る訪問看護師の星野、咲和子を慕って診療所にやって来た、元大学病院職員
の野呂ら周囲の人々に支えられ、在宅医療だからこそできる患者やその家族
との向き合い方を見いだしていく。
咲和子を追って、診療所で働き始める青年・野呂を松坂桃李、訪問看護師・
星野を広瀬すず、院長・仙川を西田敏行、咲和子を温かく見守る父・達郎を
田中泯が演じる。(映画.comHPより)
原作小説は短編集だとか。
映画の中では、6つのエピソードが描かれています。
感動的なシーンもあるが、ちょっと盛り込み過ぎたかも?
もう少し観たかったな。
咲和子がまほろぼ診療所に来た当初、6軒しか受け持ちが無かったが、映画
の終わりでは、何十軒かに増えていた。
死にゆく患者に医師が出来ることは何か?
在宅医療を必要としている人が、沢山いるのだと実感しました。
あと、吉永小百合が演じる咲和子は、安楽死を望む父親の望みを叶えたのか
な?
それとも医療倫理に従い、望みを叶えなかったのか?
娘として、医師として、どちらに判断を下したのか?
鑑賞した観客は、どのように感じたのかしら?
映画を観ながら、私もあれこれ考えてしまいました。