2日ほど夫が休みで在宅していました。
今日は出勤したので、ミニシアターへ行って来ました。
久しぶりに2本観ました。
まず1本目は「パーフェクト・ケア」を観ました。
(C)2020, BBP I Care A Lot, LLC. All rights reserved.
「ゴーン・ガール」のロザムンド・パイクが主演し、第78回ゴールデン
グローブ賞で主演女優賞(コメディ/ミュージカル部門)を受賞した、
クライムサスペンスコメディ。
法廷後見人のマーラの仕事は、判断力の衰えた高齢者を守り、ケアする
こと。
多くの顧客を抱え、裁判所からの信頼も厚いマーラだが、実は裏で医師
や介護施設と結託して、高齢者たちから資産を搾り取るという、悪徳後
見人だった。
パートナーのフランとともに順調にビジネスを進めるマーラだったが、
新たに資産家の老女ジェニファーに狙いを定めたことから、歯車が狂い
始める。
身寄りのない孤独な老人だと思われたジェニファーの背後には、なぜか
ロシアンマフィアの存在があり、マーラは窮地に立たされるが…。
監督は「アリス・クリードの失踪」のJ・ブレイクソン。
共演に「ゲーム・オブ・スローンズ」のピーター・ディンクレイジ、
「ベイビー・ドライバー」のエイザ・ゴンザレス。
(映画.comHPより)
法廷後見人制度を悪用し、財産を奪い取るマーラと仲間たち。
医者も介護施設長も皆がグルになって私腹を肥やしている。
高齢者社会である日本もそのうちこういう詐欺が増えて来るのかも?
マーラはロシアンマフィアから命を狙われ、監禁され薬を打たれ意識不明に
なり、車ごと湖に落とされても何とか脱出します。
マーラが老人を食い物にしていることは共感できないけど、マフィアとの戦
いを見ていると或る種の爽快感を感じます。
ヤラレタらやり返す。
もの凄いバイタリティーです。
そしてマーラは敵をも感服させるのでした。
マフィアと手を組み、高齢者の財産を合理的に巻き上げる事業を発足させる
が…。
殴られようが怯まない、殺されかけても怯まない。
ロザムンド・パイクが「天晴れな悪女」を熱演してました。
高齢者社会への皮肉が込められた映画でした。
勉強になりました。