Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

「Dr.コトー診療所」

今日、近所のシネコンで「Dr.コトー診療所」を観て来ました。

日程が合わず、やっと観ることができました。

ポスター画像

(C)山田貴敏 (C)2022 映画「Dr.コトー診療所」製作委員会

山田貴敏の同名漫画を原作に、2003年と2006年に連続ドラマとして放送さ

れた名作テレビドラマ「Dr.コトー診療所」の16年ぶりの続編となる劇場版。

日本の西端に位置する自然豊かな孤島・志木那島。

19年前に東京からこの島にやって来たコトーこと五島健助は、島にたった

1人の医師として島民たちの命を背負ってきた。

島民とコトーとの間には長い年月をかけて築いてきた信頼関係があり、今や

コトーは島にとってかけがえのない存在だ。

コトーは数年前に看護師の星野彩佳と結婚し、2人の間にはもうすぐ子ども

が誕生する。

志木那島でも日本の他の地域と同じく過疎高齢化が進む中、島民たちの誰も

がコトーの診療所があることに安心し、変わらぬ暮らしを送り続けていた。

しかし診療所の平穏な日常に、ある変化が忍び寄っていた。

主演の吉岡秀隆を始め柴咲コウらおなじみのキャストが再結集し、原剛洋役

富岡涼は芸能界を引退していたが本作のために復帰。

高橋海人、生田絵梨花蒼井優神木隆之介伊藤歩堺雅人ら豪華キャス

トが共演する。

スタッフも監督の中江功、脚本の吉田紀子らドラマ版を手がけた顔ぶれがそ

ろった。(映画.comHPより)

16年ぶりの続編。

しかも映画として。

年末に放送されていたTV版の再放送を観て、復習は済ませてました。

どういう流れになるのかと、楽しみに観に行きました。

中盤まではかなり良かったけど、コトー先生の病気が発覚する辺りから失速

した感じ?

東京から来ている研修医の織田判斗(おだ はんと)が、「島民はコトー

先生ひとりに頼り過ぎている」と離島の医師不足や激務を訴える。

コトーは志木那島に赴任して以来、昼夜問わず休みも関係なく、一人で島民

の命を守っていた。

その疲れが溜まって、病気の要因になったんじゃないか?…と。

治療の為に東京の専門医に診てもらうよう、妻の彩佳や彩佳の両親も頼むが、

コトーは島民を置いて島を出ることは出来ない、専門医の指示を聞き、この

島で自分で治療をすると言う。

そんな折、台風が志木那島を通過する。

土砂崩れが起き、ケガ人が続出、コトーは無理をしながら診療を行う。

映画のラストは、どちらとも取れる内容でした。

観客に委(ゆだ)ねる感じです。

診察室に光が射し、彩佳の子供がつかまり立ちをする。

子供を見守る島民たち。

果たして、コトーは生きているのか?

死んでしまったのか?

コトーの自己犠牲の上に成り立っていた、過疎地域の医療現状。

この映画、いろいろと考えさせられる内容に仕上がっていました。