いつも行っているシネコン、年会費を延長したら、1本千円で鑑賞できる割引券を1枚くれました。
それを使って、「海難1890」を観て来ました。
日本とトルコの友好関係の礎となった、エルトゥールル号遭難事件を題材に、日本・トルコ合作で
映画化したヒューマンドラマ。
で座礁し、乗組員618人が荒れ狂う海へと投げ出された。
500人以上もの犠牲者が出る中、地元住民の懸命な救助活動によって69人の命が救われ、ト
ルコへ帰還。
この事件をきっかけに、日本とトルコの間に厚い友情が結ばれることとなった。
大使館はトルコに救出を依頼する。
ヒロイン役の忽那汐里は、それぞれの時代に生きる女性を1人2役で演じた。
今日は割引デーでは無かったのですが、館内は30人ぐらい観客がいました。
私が一番若かったかも?
いやあ~良い映画でした。
私はこの映画の話を聞くまでは、台風で沈没したトルコ船を日本人が救助したことを知りません
でした(p_-)
この島では、海で遭難した者は国籍関係なく誰でも助ける…と言う考えなんですよ。
貧しい離島に住んでいても、真心だけは負けない!…と島民が言ってました。
それにしても村長、明日食べる物が無い…という過酷な条件下で、よく全員の意見をまとめる
ことが出来ました。
村長役の笹野さんの演技が上手い!
それにしても、「情けは人の為ならず」ですね。
情けをかけるのは、その人の為にはならない…と誤解されますが、本当の意味は、「情けをか
けるのは人の為ではない。めぐりめぐって自分が助けてもらう時が来る。情けをかけるのは人
の為ではなく、自分の為なんだよ。」という、解釈が正解です。
あの時、トルコの船員達を助けたことで、何十年か後に、トルコは日本人を助けてくれました。
「事実は小説より奇なり」ですよ。
人間の真心は、言葉が通じなくても相手に届くんですよ。
とても感動した作品でした。
子供達にも観て欲しい作品でした。
皆さんにお勧めしたい映画でした(^o^)丿