一昨日は邦画を2本観たので、昨日は洋画を2本観て来ました。
まずは↓「ストレイ・ドッグ」を観ました。
(C)2018 30WEST Destroyer, LLC.
オスカー女優のニコール・キッドマンが刑事役に初挑戦し、過去の出来事で心
をむしばまれた女性刑事が、忌まわしい過去と向き合う姿を描いたサスペンス
ノワール。
ロサンゼルス市警の女性刑事エリン・ベルは、酒におぼれ、同僚や別れた夫、
16歳の娘からも疎まれる人生を送っている。
17年前、FBI捜査官クリスとともに犯罪組織に潜入捜査をしていたエリンは、
そこで取り返しのつかない過ちを犯して捜査に失敗し、その罪悪感に今も彼女
は苛まれていた。
そんな彼女のもとに、ある日、差出人不明の封筒が届く。
中には紫色に染まった1ドル紙幣が入っており、それは行方をくらませた17年
前の事件の主犯からの挑戦状だった。
ニコール・キッドマンが酒浸りの中年女性刑事という荒んだ役どころを熱演し、
ゴールデングローブ賞の主演女優賞にノミネート。
監督は「ガール・ファイト」「ジェニファーズ・ボディ」のカリン・クサマ。
(映画.comHPより)
この役に惚れ込んで「私に演じさせて欲しい!」と、監督に直談判したニコー
ル・キッドマン。
過去と現在が交互に現れ、シワやたるみを特殊メークで作って、疲れた中年女
刑事を演じてました。
…が、どうも違和感が有ってね( ;∀;)
昔、同じような体型や顔立ちのシャーリーズ・セロンは、見事に汚れ役を演じ
ましたが、ニコールは美しい高慢ちきな、冷淡な女のイメージなんだよね。
もちろん、個人的な見解ですけど。
特殊メークをするなら、若い時の顔は美しいままにすれば良かったのにな。
その方が現在の疲れ具合が際立った気もします。
なぜ、ここまでエリンは堕ちてしまったのか?
何に対する贖罪と復讐なのか?
ストーリー展開は良かったですが、ちょっと物足りない感もありました。
ともあれ、映画タイトルの「ストレイ・ドッグ」(野良犬)のような、やさ
ぐれたニコール・キッドマンは一見の価値が有りました。