Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

「ラビング 愛と言う名前のふたり」

今日は観たかった映画がスカパー!で放送されていました。



異人種間の結婚が違法とされていた1950年代のバージニア州を舞台に、自らの愛を貫き通す
べく戦った、ラビング夫妻の実話を映画化したヒューマンラブストーリー。
人気俳優コリン・ファースのプロデュースのもと、「MUD マッド」「テイク・シェルター」のジェフ・ニ
コルズが監督・脚本。
58年、バージニア州
大工のリチャード・ラビングは、恋人ミルドレッドから妊娠を告げられ結婚を申し込む。
当時、バージニア州では異人種間の結婚は法律で禁止されていたが、子どもの頃から深い絆で
結ばれてきた2人にとって、別れるなど考えられなかった。
そこで2人は法律で許されるワシントンD.C.で結婚した後、地元で暮らしはじめる。
しかしある晩、自宅に押しかけてきた保安官に逮捕され、離婚か故郷を捨てるかの選択を迫られ
てしまう。
(映画.comHPより)

この映画、観たかったんですよ。
でも、この地では上映が無くて…。
やっと観ることができました。
1958年と言ったら、今から60年前の話ですね。
日本では昭和33年です。

白人と黒人が結婚を許されるのは、一部の州だけでした。
ラビング夫妻が生まれ育った街では、白人と黒人が仲良く暮らしていて、諍いもなく、友情を育ん
いました。
リチャードとミルドレッドの家族どうしも、人種は関係なく仲良くしていました。
…が、結婚となると法律で禁止されています。
この法律、不思議なことに籍を入れず、同棲するなら逮捕されません(@_@;)
逮捕されたリチャードと身重のミルドレッドは、納得がいかないけど法律違反したことを認めます。
そして、離婚するか、離婚しないなら州外に出て、二人が同時にバージニア州に滞在してはいけ
ない…という制約付きで、執行猶予25年、懲役1年の刑を受け入れます。

二人はミルドレッドの親戚を頼って、ワシントンD.C.で新生活を始めます。
そして5年が過ぎた頃、公民権運動が盛んになります。
テレビで、デモ行進中継を見ていたミルドレッドに、叔母が「ケネディー長官に手紙を書いて、窮状
を訴えてみたら?」と提案します。
ミルドレッドが書いた手紙が長官の目に留まり、そこから、ラビング夫妻の未来が開けてきます。

この映画、人種問題が絡んでいるけど、派手なバトルシーンが有るわけでなく、撃ち合いも有りま
せん。
静かに淡々とストーリーが進みます。
リチャードとミルドレッドはお互いを信じて労わり合い、どんなことが起きても夫婦の愛情は揺らぎ
ません。

静かな、感動を呼ぶ作品でした。
明日は11月22日「いい夫婦」の日ですが、うちもラビング夫妻のような夫婦になりたいです♪

↑う~ん、多分無理。
うちは「トムとジェリー」のような夫婦です(-_-;)