Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

「アバウト・レイ 16歳の決断」

2本目は「アバウト・レイ 16歳の決断」を観ました。



豪華キャスト共演で、家族との絆や葛藤を描いたヒューマンドラマ。
ある日、身も心も男性として生きたいと告白し、そのためにホルモン治療を受けたいという16歳
のレイ。
突然のことに動揺を隠しきれない母マギーは、不安を打ち消すかのように、近所に住む青年と
夜を共にする。
一方、すでにレズビアンであることをカミングアウトし、パートナーと暮らしている祖母ドリーは、
レイの決断を密かに応援していた。
努力を重ね、少しずつ自分らしく生きていくレイを見て、意を決したマギーは、ホルモン治療の同
意書にサインをもらうため、レイの父親である元夫に会いに行く。(映画.comHPより)

原題は「Three Generation」、「三世代」ということですね^^
主人公のレイをダコタ・ファニングの妹、エル・ファニングが演じています。
SF映画「スーパー8」に出演した時は、まだ小学生でしたが…。
この映画では、美少年になってますよ。
「バスケットボール・ダイアリー」の頃の、ディカプリオにちょっと似てました。
ホルモン治療を受けるには、未成年は保護者の承諾が必要です。
母親のマギーは、レイが将来、治療を受けたことを後悔するんじゃないかと悩み、同意書にサイ
出来ません。
ホルモン治療を受けて3ヵ月経てば、身体も今よりももっと男らしくなります。
レイは新学期に転校し、「男」として高校へ編入しようと思うのでした。

身体は女だけど違和感が有り、男として暮らしたいレイ。
映画を観ていて私は、上戸彩が3年B組金八先生のシーズン6で、トランスジェンダーの鶴本直
演じたのを思い出しました。
鶴本直も男になりたくて、身体を鍛えて筋肉を付けてました。
エル・ファニングの男子ぶりは見事でしたよ。
母親役のナオミ・ワッツ、祖母役のスーザン・サランドンも見事な演技でした。
レイのホルモン治療が元で、マギーの元夫の再婚した家族も騒動に巻き込まれます。
大反対する元夫でしたが、ラストは皆がそれぞれを思いやり、大団円を迎えます。
本当の自分は何者なのか?…と、考えさせられました。

お勧め映画です♪


本来、この映画は2016年1月に公開予定でした。
約2年公開延期になりました。
これはセクハラ問題で失脚した敏腕プロデューサー、ハーベイ・ワインスタインが絡んでいたか
です。
こういう所にも影響が出ていたのですね(-_-;)