2本目は「シェイプ・オブ・ウォーター」を観ました。
「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロが監督・脚本・製作を手がけ、2017年・第74回ベネチ
ア国際映画祭で金獅子賞を受賞したファンタジーラブストーリー。
1962年、冷戦下のアメリカ。
政府の極秘研究所で清掃員として働く女性イライザは、研究所内に密かに運び込まれた不思議な
生き物を目撃する。
イライザはアマゾンで神のように崇拝されていたという“彼”にすっかり心を奪われ、こっそり会いに
行くように。
幼少期のトラウマで声が出せないイライザだったが、“彼”とのコミュニケーションに言葉は不要で、
2人は少しずつ心を通わせていく。
そんな矢先、イライザは“彼”が実験の犠牲になることを知る。
「ドリーム」のオクタビア・スペンサーと、「扉をたたく人」のリチャード・ジェンキンス、イライザと“彼”
(映画.comHPより)
私は「パンズ・ラビリンス」は未見なのですが、確か色彩が鮮やかな映画だったと記憶しています。
この映画は、青い色彩がとても美しいです。
美しいポスターに魅かれて観ましたが、内容は好みが分かれるかと思います。
ひと言で言うと、この映画の内容は、異星人と人間のラブストーリーです。
大人向けのファンタジー物語と言ったところか?
言葉が話せないイザベラ、イザベラの隣に住むジャイルズ、わがままな夫にストレスを抱えている
ゼルダ、異星人を助けたいホフステトラー博士、それぞれが悩みや秘密を抱えています。
R15に指定されているのは、ちょっとエロいシーンや残虐なシーンが含まれているからです。
確かに、タンパク質を求めて異星人が猫を頭から食べるシーンは、かなりエグイです(-_-;)
それでも、なぜかラストに感動を覚えます。
イザベラと異星人との切ない恋物語。
只の色物ではないこの映画。
あなたの目で確かめてみるのは如何でしょう?