ちょっとしたことで人生が変わる…という事で、人生繋がりで二本目は「ナミヤ雑貨店の奇跡」を
観ました。
実写映画化。
過去と現在が繋がる不思議な雑貨店を舞台に、現実に背を向けて生きてきた青年と、悩み相談
を請け負う雑貨店主の時空を超えた交流を描く。
2012年。養護施設出身の敦也は、幼なじみの翔太や幸平と悪事を働いて一軒の廃屋に逃げ
込む。
そこは、かつて町の人々から悩み相談を受けていた「ナミヤ雑貨店」だった。
現在はもう廃業しているはずの店内で一夜を過ごすことに決める3人だったが、深夜、シャッタ
ーの郵便受けに何かが投げ込まれたことに気づく。
投げ込まれていたのは1980年に書かれた悩み相談の手紙で、敦也たちは戸惑いながらも、
当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書くことに。
やがて、この雑貨店と浪矢の意外な秘密が明らかになり…。
店主のナミヤは膵臓がんで余命いくばくも無い。
以前、悩み相談の手紙に返事を書いたが、その人達がその後、幸せになっただろうか?…と
気にかかる。
そうなんです。
ちょっとしたことで、人生が変わるのです。
相談に乗った人達が、それぞれ繋がって行きます。
ミュージシャンになるのを諦めて、家業を継ぐか悩んでいる青年。
生活に困っている恩人を助ける為に、店の客の愛人になって店を持つべきか悩む女性。
不倫相手の子供を身ごもるが、産むべきか悩む女性。
ナミヤはいろいろな相談に乗り、返事を書きます。
相談するときに、自分の中では答えは決まっているのだと思います。
その答えを後押ししてくれる答えが欲しいのかも?
もし、自分と違う考えの答えを貰ったらどうするのか?
最終的に決めるのは自分です。
迷っていると言えども、どちらにするかは自分の中に有るのでしょう。
ナミヤや敦也から返事を貰い、それぞれが人生を選びます。
そのために命を落とした人もいますが、それがまた芽吹き実を付けるのでした。
静かな感動を呼ぶ映画でした(^^♪
ラストで敦也たちは盗んだ荷物を返しに行きます。
その数年後…。
敦也たちがどのような道を進んだか、映画を観てご自分の目で確かめて下さい(^o^)丿