今日の夕方、自宅に戻りました。
亡くなったのは、夫の弟でした。
あまりに突然の死で驚きました。
夫の両親は80代ですが健在です。
亡くなった原因は…。
病気で長患いしていたわけでは無く、交通事故などに巻き込まれたわけでも
無く、自死でした。
どのように自死したかを書くと、身元が特定されるので書きません。
仕事でいろいろ有ったようで、心療内科にかかっていたそうです。
妻や親兄弟、友達にも相談することなく、何も話さないままに死にました。
遺書も無く、発作的に…。
葬儀は家族葬で行いました。
出棺のとき、弟の妻は、泣き崩れて立ち上がれませんでした。
火葬場では、身体を支えられてやっと立てる状態で…。
以前から、休日に一人で出掛けたり、仕事から帰る時間が遅かったりして、
夫婦で話す時間が無いから、朝、出勤前に必要なことを話すけど、ケンカに
なると言っていた。
こういう死に方をすると、あの時のあれが良くなかったのか?これがダメだ
ったのか?…と、遺された者は一生、答えの出ない問いかけを続けることに
なる。
まだ未成年の子供もいるのに、どうして?
自分の骨が入った骨壺を高齢の親が持つ。
どれだけの親不孝をしたのか?
遺された妻子はどうなるのか?
心が壊れて、そういうことを考える余裕が無くなっていたのでしょうね。
それで発作的に…。
死期が迫っているような病気で、耐えがたい痛みから逃れたくて自死したのと
違い、ハッキリとした理由が分からない限り、遺族はずっと苦しむのだ。
妻に悩みを話さなかったのは、聞いてくれないから?
それとも、自分の弱みを見せたくなかったから?
今となっては、誰にも分からない。
亡くなったブロ友のパットマンXさんを思い出しました。
パットマンさんは、生きたかったのに生きられなかった。
要らない命なら、生きたい人に譲って下さい。
そんなことを思った私である。