Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

「君が生きた証」

今日は昼からミニシアターに行き、「君が生きた証」という映画を観て来ました。
ポスター画像
「ファーゴ」「マグノリア」などで知られる名優ウィリアム・H・メイシーが初監督を務め、死んだ息子
が残した楽曲を歌い継ぐ父親と、その歌に魅了されたミュージシャン志望の青年が、音楽を通じ
て再生し、成長していく姿を描いたドラマ。
やり手の広告宣伝マンだったサムは、大学生の息子ジョシュを銃乱射事件で亡くしてしまう。
会社を辞め、荒んだ生活を送っていたサムは、別れた妻から、音楽好きだったジョシュが残した
という歌の歌詞とデモテープを受け取る。
その曲を聴き、息子のことを何も知らなかったことに気付いたサムは、ジョシュの遺品でもある
ギターを手に、場末のライブバーでステージに飛び入り参加する。
そんなサムの演奏を聴き、感銘を受けたロック青年のクエンティンはサムを説得し、親子ほど歳
の離れた2人はバンドを結成することになる。(映画.comHPより抜粋)
 
離婚して、息子は母親が引き取り、息子の養育費と学費を支払っている父親。
大きな仕事の受注に成功し、息子に電話して「学校はサボって、一緒に朝食を食べよう!」と誘
う。
息子は「授業をさぼれ、なんて親が言うことじゃない」と、待ち合わせの店に現れなかった。
食事を終え、スッポかされた父親が息子の携帯にメッセージを入れ、店を出ようとした時に、店
内のテレビに映し出されたのは、大学構内で起こった乱射事件の報道だった。
事件後、どこへ行くにもマスコミに追い回される父親。
次第に生活は荒れ、仕事も辞めてハウスボートに住み、日雇いのような仕事に就いている。
 
この映画、かなり良作だと思います。
もっと全国の映画館で上映して欲しいな。
亡くした息子が作っていた曲を父親が演奏するのは、息子を偲んでいるからか?
 
被害者と加害者、加害者の家族、父親の悲しみ…などが描かれています。
息子を持っている父親は、観るべき映画かも?
劇中で歌われている楽曲は、どれもお勧めですよ。
映画終盤で、思いもよらない事実を突き付けられます。
そのことによって、たくさんの人の人生が狂ってしまったのだと、思い知らされます。
それでも父親は、息子が作った歌を歌うのでした。
 
俳優のウィリアム・メイシーが初監督した映画です。
メイシーが名作を作り出しました。
8月にはDVDが販売されるので、レンタルも開始されるでしょう。
是非鑑賞いただきたい映画です(^o^)