今日は夜勤明けの夫に食事を出して、食品の買い出しを兼ねてシネコンに行って来ました。
観たのは「春を背負って」です。
監督業に挑んだ長編作。
笹本稜平の原作小説を映画化し、立山連峰を舞台に、山小屋を営む家族とそこに集う人々の人
生や交流を描き出す。
立山連峰で父とともに幼少期を過ごした亨は、厳格な父に反発し、金融の世界で金が金を生み出
すトレーダーとして過ごしていた。
しかし父が他界し、通夜のために帰省して久々に故郷の山に触れた亨は、父の山小屋を継ぐこと
を決意する。
当初は山での生活に苦労する亨だったが、亡き父の友人でゴロさんと呼ばれる不思議な男・多田
悟郎や、山中で遭難したところを父に救われたという天真爛漫な女性・愛に囲まれ、新しい人生に
向き合っていく。(映画.comHPより抜粋)
前作の「劔岳…」も観ましたが、今作もどうやって撮影したのか?と思うぐらいの所で撮影してまし
た。
木村監督があちこち番宣でTV出演して、粗筋や見どころを話していたので、詳細は書きません。
景色がとてもキレイでした。
さすが、カメラマンだけあって、木村監督スゴイですよ。
山の四季に、急変する山の天候、見事に写し出しています。
雷鳥を撮るために、どれぐらい張り込みしたのかしら?
雷鳥はなかなか姿を現さないからね(@_@;)
この映画、ストーリー展開もキャストも良かったです。
天真爛漫だけど、ちょっと影が有る感じの愛と、イザというときに頼れる父親代わりの悟郎。
イメージに合ってましたわ。
松山ケンイチが主人公なんですが、脇に喰われてしまった感じです^^
それにしても父親の仕事を嫌って、東京で証券トレーダーをしていて、上司にも期待されてた亨
が、アッサリ退職して、山小屋の主人になるんです。
あまりにもアッサリしているのでね…。
仕事で行き詰っていたとか、何か理由が合ったんじゃないかしら?
昭和の青春映画のようなラストでした(-_-;)
この映画、山ガールや、登山経験が有る人は、特に映画に入り込めると思います。
私などは全くのインドア人間ですが、映画を観て、登山しているかのように疑似体験ができまし
たよ。
美しき日本の山々や四季を見るだけでも、感動できると思います(^^♪