2本目には「散り椿」を観ました。
けた時代劇。
化した。
享保15年。藩の不正を訴え出たために藩を追われた瓜生新兵衛。
追放後も連れ添い続け、病に倒れた妻・篠は、死の床で最期の願いを新兵衛に託す。
それは、新兵衛のかつての友にしてライバルであり、藩追放に関しても大きな因縁を持つ人物・
榊原采女を助けてほしいというものだった。
妻の願いを叶えるため故郷へ戻った新兵衛は、やがてある確証を得て采女(うねめ)と対峙する。
過去の不正事件の真相や、妻の本当の思いを知る新兵衛だったが、その裏では大きな力が彼
を襲おうとしていた。
麻生久美子ら日本映画界を代表する豪華俳優陣が集結。(映画.comHPより)
久しぶりに時代劇映画を観ました。
ストーリーもですが、素早い殺陣が気になってね。
話題になっている殺陣は、かなりのハイスピード。
そして、美しい。
男の友情、嫉妬、因縁、人間関係のしがらみ、報われぬ想いも絡めてあり、キャストも良いし、
景色映像がとても美しく、さすが木村監督です。
それにしても、いつの時代も私腹を肥やす輩がいますね。
間違いを正すべく、訴え出た者が藩を追われてしまう…。
現代と変わらないですね。
今でいう、パワハラですよ。
この映画は男性向けの映画だわね。
きっと、サラリーマンのお父さん方は、うなずくシーンが多いと思います。
悪人をバッタバッタと、目にも止まらぬスピードで倒して行く殺陣を観て、溜飲を下げて下さい。
来月には、「ビブリア古書堂の事件手帖」も公開されるし、今はドラマ「獣になれない私たち」にも
出演されてます。
楽しみな女優さんですね。
そして新兵衛の妻、篠役の麻生久美子さん、出番は少なかったですが美しかったですよ。
新兵衛が篠の髪をとかしてやるシーンは、神々しいくらい美しかったです♪