Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

邦画「みなさん、さようなら」

今日は夜勤明けの夫を留守番させて、ミニシアターに行って来ました。
前回映画を観に行ったのは4月3日なので、一ヵ月余り映画館に行けませんでしたよ(T_T)
 
「みなさん、さようなら」
 

タッグを組み、久保寺健彦の同名小説を映画化。
生まれ育った団地から出ずに生きる男の孤独や葛藤、成長を描き、濱田は主人公・渡会(わ
たらい)悟の13歳から30歳までを演じきる。
1980年代に団地で生まれたごく普通の少年・悟は、小学校の卒業とともに「団地から一歩
も出ずに生きる」と決める。
中学校には通わず、団地内のパトロール日課に日々を過ごし、やがて団地内のケーキ屋
に就職。
同級生と婚約もして人生をそれなりに謳歌していたが、時代の変遷とともに多くの人が団地
を去り、悟は1人取り残されていく…(映画.comHPより抜粋)
 
昔は一ヶ所で10棟以上のマンモス団地が建ってましたからね。
団地内に商店街が在って、児童公園や集会所も有るし、団地の敷地内から外に出なくても、
生活ができるぐらい便利だったようですよ。
でもなぜ、悟がここまで固執して団地から出ないのか?
その理由はラスト30分ぐらいで明かされます。
悟は団地の敷地内から下道路に繋がっている、長い階段を下りることができない。
婚約者の早紀と一緒に、途中まで下りたが発作を起こしてしまい、半分も下りることができ
なかった。
これは小学校の卒業式前に遭遇した、有る事件が原因なのです。
自分と同じ小学校を卒業した同級生たちが、中学高校と進学し就職していく中で、悟だけは
団地内から出ていけないのです。
同級生に対しての焦燥感と羨望、そして諦め…。
濱田岳が上手く演じてました。
この映画は、一人の人間の成長と再生を描いた作品です。
そして、静かに我が子を見守る母親(大塚寧々)の愛を感じて下さい。
 
題名の「みなさん、さようなら」は、小学校の時に帰るとき「先生さようなら、みなさん、さよう
なら」と、挨拶してたでしょう?
そこから来ています。
 
今日は夫が10時半に帰宅、ご飯を食べさせて寝たので、しめしめ^^…と思っていたら1時
間ほどで電話が鳴り、夫が起きました(@_@;)
それでも強行突破で出掛けました。
帰宅してからが慌ただしくなりますが、今度からはこの手で行きますわ(^o^)丿