Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

頼れるものなら…

今日は、久しぶりに自宅にいる気がします。
先週は夫の実家へ行ってたし、一度自宅に戻って私の実家に帰ってましたからね。
 
夫の実家では家事を手伝い、義母の話相手になり…と義父の手術が終わり落ち着く
まで滞在しました。
私の実家では、母が骨折した足で家事を行い、私は補佐的にしか動きませんでした。
私の母は、とにかく他人を頼らずに出来ることは、何でも自分でするタイプ。
夫の母は、義父に頼って何でもしてもらっていて、他人に依存するタイプ。
一週間に2軒の実家を移動した私ですが、同じ「母」という立場ながら、こんなに両極
端なタイプだと言うことに驚きました。
その後、義母から連絡が無く、私もメールを入れて4日経つが何の音沙汰も無いので、
そろそろ電話を掛けて状況を聞いた方が良いかな?
 
私の母は子供の頃から、癇癪持ちの父親と病気で寝込みがちな母親の世話をしなが
ら家業を手伝わされ、新聞配達から帰ると引き続き牛乳配達に行き、球場前でラムネ
を売らされたりと、こき使われていた。
爺様(私から見ると)が新聞販売店と牛乳販売店をしていたらしい。
他所の家みたいに、自分のことを構って貰えるような家庭で育っていないのだ。
子供=働き手…と言う考えだったようです。
母が泣いていても爺様は「泣いても誰も助けてくれん」…と放っておかれたそうです。
そういうわけで、母は強く逞しく育ったのでした。
 
今回も義母にしたように手伝いたかったのだが、母には母のやり方が有り、自分の気
が済むようにしたいので、下手に手を出すと嫌がるのだ。
だから補佐的にしか動けませんでした。
でもね、晩酌タイムであれこれ話していると、トンチキ夫にかこつけて、母が父に対して
皮肉を言っていた。
そう、父に分からないように仕返ししている感じでね^^
私と会話しながらも、実は側にいる父に「聞けよ悟れよ」とばかりに皮肉を込めている
のだ。
う~ん、母はこういう作戦で、ストレス解消を図っておるな(^^♪
「もっとご主人を頼ったら?頼らないからダメなのよ」と他人に言われるそうだが、母は
「頼れるような人なら頼るんだけどね。父さん(夫)は殆ど出張で家にいなかったから、
頼ることが出来なかったしね。結局自分でしなきゃいけないんだよ」と言ってました。
 
そういう母を見て育った私。
同じく他人を頼ることをしません。
我が夫は出張へ行く事も無く、家にいるのだけれど全く何もしない。
ズボラな夫でございます。
ええ、不器用なんだと思います。
不器用な私から見ても、更に不器用…^_^;
とても頼れません。
それでね、たまに夫に物事を頼むとなかなか動かないので、結局私がしてしまう。
ほらね、頼りたくても頼れないのですよ。
己がしっかりしておらねばならぬのだ。
 
そうそう私が帰っている時に、洋服ダンス内のポールが過重で落ちたのを、飲んだくれ
の父は、器用に直してました。
こういうことは、父は腰軽く動いてくれます。
トンチキ夫よりは、まだ頼れる父なのである^_^;