Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

猿に思うこと

今朝は曇り気味です。
明日から天気が崩れるようですが、週末になると天気がグズつくなぁ~(*_*)
 
さて昨日は「猿の惑星」を観に行ったのだが、ブログを読み返していて、映画の感想を
述べてなかったことに気付きました。
ただ単なる「観ました」って言う報告で、どう感じたかを書いて無かったですね(-_-)
 
…で、感想は「考えさせられました」ですね。
映画自体は現代的な内容になってますが、根本的なことは「大多数と違うということで
孤立する」ことが描かれてます。
その先にあるのが「人類滅亡」ってことに、つながって行く予測が立つのですけどね。
 
シーザーは、他のチンパンジーより知能が高くなってしまったために、同種と馴染めな
い…。
孤立してしまうんですよ。
人間に育てられていて、他のチンパンジーと接していないので、どのようにコミュニケー
ションを取って良いかが分からない。
人間としてもチンパンジーとしても生きられない、中途半端な自分を哀しく思うのです。
保護施設に入れられて、野蛮なチンパンジー達や施設管理人に虐められながら、なか
なか迎えに来てくれない親代わりのウイル(ジェームズ・フランコ)を待つのです。
一方、手続きに手間取り、業を煮やしたウイルは、施設管理者に賄賂を払いシーザー
を連れ帰ろうとする。
だがシーザーは、あれほど待ち望んだウイルを拒み、住み慣れた家には帰らない。
 
内容は、人間に対する「猿の逆襲」じゃないか?…という意見も多々見受けられますが、
私はこの映画は「他人と違うゆえの哀しさ」を描いていると思います。
あと製薬会社の所長は、人体に副作用が出るかどうかにも関わらず「儲かれば良い」と
ウイルの制止を無視して薬を作り続ける。
この所長は、研究所の被験者になっていた進化したチンパンジーに留めを刺される。
まさしく「驕れる者、久しからず」な最後でした。
 
いろいろ考えさせられた「猿の惑星」でした^_^;