Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

方言

久~しぶりに「ケンミンショー」を観た。
ぶりのお刺身を醤油でなく「ぬた」で食べるのは「…」と思ったが、食べ慣れていると
一番美味しいんだろうな。
地域によっていろいろな食べ方や料理があるのね(^o^)
 
札幌は言葉は標準語に近かった。
私は親が生粋の広島弁で話すのが嫌で、広島県人としてはあまり方言は話さない
方だったが、札幌に住んでると必ず「札幌の人じゃないっしょ?」と言われた。
北海道の人は格助詞の「で」が抜ける。
「…じゃないですね」というのを「…じゃないっしょ?」となる
全く気付かなかったがイントネーションやアクセントが、「関西っぽい」のだそうだ。
さすがにそこまでは自覚してなかった。
 
…で遊びに来た友達に、「ここはあずましいね」と言われて、「~しい」というのは、
「やかましい」とか「かしましい」とか打ち消しか?何か悪い意味?と思って恐る恐る
聞くと、「ここは落ち着くね」という意味で、英語でいう「アメニティー」、快適という意味
だった。
快適で無い場合は「あずましくない」と言う。
かまかす→かき混ぜる
うるける→ふやける
ぼっこ→棒っきれ
ばくりっこする→交換する
じょっぴんかる→鍵をかける
話の前後で大体の意味は分かるのだが、たまに上記のような意味不明なことばが
あった。
 
私の実家は瀬戸内側の真ん中あたりだけど、夫の実家は岡山県境いにある。
同じ広島県内でも夫は「備後なまり」で岡山の方言もちょっと入ってる。
「ぶち」「ばり」と言うのを夫実家地方では「ぼっけえ」と言う。
これらは英語で言う「VERY」、副詞の「とても」だ。
ちなみに北海道では「なまら」と言う。
活用例(標準語)
「とてもキレイな花だね」
広島
「ぶち(ばり)キレイな花じゃね」
北海道
「なまらキレイな花しょっ」
…ってな感じです。
 
離れて初めて分かる地域独自の文化や言葉がある。
実家を離れてる人は週末実家に「どうしてる?元気?」と電話してみて下さい。
普段話してなくてもつい方言が出てしまうから(^-^)