Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

「アウシュヴィッツの生還者」

2本目に「アウシュヴィッツの生還者」を観ました。

ポスター画像

(C)2022 HEAVYWEIGHT HOLDINGS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

レインマン」の名匠バリー・レビンソンが、アウシュヴィッツからの生還

ハリー・ハフトの半生を息子アラン・スコット・ハフトがつづった実話を

とに映画化。

1949年、ナチスドイツの強制収容所アウシュヴィッツから生還したハリー

は、アメリカでボクサーとして活躍しながら、生き別れた恋人レアを捜して

いた。

レアに自分の生存を知らせるため取材を受けたハリーは、自分が生き残るこ

とができたのは、ナチス主催の賭けボクシングで同胞のユダヤ人たちに勝ち

続けたからだと告白し、世間の注目を集める。

しかし、レアが見つかることはなく、彼女の死を確信したハリーは引退。

それから14年の歳月が流れ、別の女性と新たな人生を送るハリーのもとに、

レアが生きているという報せが届く。

インフェルノ」のベン・フォスターが主演を務め、「ファントム・スレッ

ド」のビッキー・クリープスが共演。(映画.comHPより)

 

ドイツ兵の余興のために、収容所内で賭けボクシングをし、ユダヤ人どおし

を戦わせ、負けたら射殺される。

生き残るためには勝ち続けるしかない。

生きて収容所を出て、恋人のレアを探すため、ハフトは負けるわけにはいか

なかったのだ。

この映画ではハフトの過去と現在をフラッシュバックさせながら映し出しま

す。

逃れたくても逃れられず、PTSDで過去にさいなまされるハフト。

過去を乗り越えられるのか?

ラストシーンは、ハリーが未来に向けて進み出せたことで終わります。

ベン・フォスターは、この役を演じるために激しい減量と増量をし、見事に

ハリー・ハフトを演じ切りました。

そうそう!ベン・フォスター、「レイジング・ブル」に出てた頃のロバート

・デ・ニーロに顔立ちが似ていたわ。

画像4

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↑ 後に妻となるミリアムとハリー

 

あの映画では、デ・ニーロはボクサーの身体を作り上げ、引退後の肥満体型

を演出するのに27kgの大増量したんだっけ。

アウシュヴィッツを舞台にした「シンドラーのリスト」に比べると地味な映

画ですが、ベン・フォスターの演技は心に響きました。

もっと話題になっても良いのにね(T_T)