昨日は台風の影響で交通機関が乱れるかも？…と思い、ミニシアターに行く予定
を変更して、徒歩圏内に在るシネコンに行って来ました。
まず１本目は↓「エルヴィス」を観ました。
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「キング・オブ・ロックンロール」と称されるエルビス・プレスリーの人生
を、「ムーラン・ルージュ」「華麗なるギャツビー」のバズ・ラーマン監督
が映画化。
スターとして人気絶頂の中、若くして謎の死を遂げたプレスリーの物語を、
「監獄ロック」など誰もが一度は耳にしたことのある名曲の数々にのせて描
いていく。
ザ・ビートルズやクイーンなど、後に続く多くのアーティストたちに影響を
与え、「世界で最も売れたソロアーティスト」として、ギネス認定もされて
いるエルビス・プレスリー。
腰を小刻みに揺らし、つま先立ちする独特でセクシーなダンスを交えたパフ
ォーマンスでロックを熱唱するエルビスの姿に、女性客を中心とした若者た
ちは興奮し、小さなライブハウスから始まった熱狂はたちまち全米に広がっ
ていった。
しかし、瞬く間にスターとなった一方で、保守的な価値観しか受け入れられ
なかった時代に、ブラックカルチャーを取り入れたパフォーマンスは世間か
ら非難を浴びてしまう。
やがて故郷メンフィスのラスウッド・パークスタジアムでライブを行うこと
になったエルビスだったが、会場は警察に監視され、強欲なマネージャーの
トム・パーカーは、逮捕を恐れてエルビスらしいパフォーマンスを阻止しよ
うとする。
それでも、自分の心に素直に従ったエルビスのライブはさらなる熱狂を生み、
語り継がれるライブのひとつとなるが…。
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」などに出演したオース
ティン・バトラーがエルビス・プレスリー役に抜てきされ、マネージャーの
トム・パーカーを名優トム・ハンクスが演じる。（映画．comHPより）
平日の昼間なのに、結構な人数が観に来てました。
年齢層は高めでした。
平均年齢７０歳ぐらいかしら？
「ボヘミアン・ラプソディ」で、ムーブメントコーチ（形態模写振付け指導）
をしたポリー・ベネットが、今作でもオースティン・バトラーのコーチをし
ています。
オースティンは３年も歌と踊りの特訓を受けたとか。
見事にエルヴィスを演じ切りました。
さすがにエルヴィスが亡くなる前の体型（体重増加）は、特殊メイクをした
とか。
…にしても、よくぞここまで仕上げたな…と思いました。
エルヴィスは酒とドラッグで身を持ち崩しました。
その原因になったのは、「母親の死」とマネージャー、トム・パーカーの
「強欲」でした。
ずる賢いパーカーは、エルヴィスを騙し、稼ぎを搾取。
海外ツアーに行きたいエルヴィスを国内に留めるために、もっともらしい
理由を付けて大反対する。
本当の理由は、自分がギャンブルで作った借金をチャラにしてもらうため、
ラスベガスのホテルで、エルヴィスに長期的にショーを行わせたかったの
でした。
まんまとパーカーの策略にハマったエルヴィスですが、二人は反発しあい
ながらも離れられない、共依存関係になっていたのです。
オースティン・バトラーの熱演、トム・ハンクスの悪役ぶりを是非、劇場
でご覧になって下さい。
エルヴィス・プレスリーを知らない世代でも、聞き覚えの有る曲が沢山で
て来るので、楽しめますよ＾＾
