二本目には↓「東京2020オリンピックSIDE:B」を観ました。
(C)2022-International Olympic Committee-All Rights Reserved.
2021年に開催された東京2020オリンピックの公式ドキュメンタリー映画、
2部作の1作。
新型コロナウイルス感染症の世界的パンデミックにより、近代オリンピック
史上初の開催延期となった東京2020オリンピック競技会は、当初より1年
遅れた2021年7月23日、いまだ収まらないコロナ禍、史上初の無観客開催、
関係者の相次ぐ辞任など、さまざまな問題や課題を抱え、賛否が渦巻く中で
17日間でオリンピック史上最多となる33競技339種目が行われた。
公式ドキュメンタリー映画は、そんな異例づくしとなった大会と、開催に至
るまでの750日、5000時間に及ぶ日々をつぶさに記録し、「SIDE:A」
「SIDE:B」の2部作で公開。
表舞台に立つアスリートを中心とした「SIDE:A」に対する本作は、大会関
係者や一般市民、ボランティア、医療従事者などの非アスリートの人々にス
ポットを当てた。
大会がスタートしてもなお、さまざまな課題に直面し、休むことのないバッ
クステージの様子を映し出し、困難なミッションに取り組む人々の姿を描い
ていく。
カンヌ国際映画祭の常連として、世界的にも知られる河瀬直美が総監督を務
めた。(映画.comHPより)
「SIDE:A」はあっという間に上映回数が1日1回上映となり、今はレイト
ショーになってしまい見逃しました。
今作も1日1回上映となりましたが、夕方上映されてるので観ることが出来
ました。
…が、観客は私一人、貸し切りでした( ゚Д゚)
オリンピックが開催されるのか?中止になるのか?延期になるのか?
開催国である日本では、賛成派と反対派によるせめぎ合いが起きる。
オリンピックの裏側でこんな苦労が有ったのね…と、知り得なかったエピソ
ードがたくさん出て来ます。
だけど、バッハ会長と森元首相の出番が多かったのは意外。
バッハ会長が原爆ドームや平和記念資料館を見学されてた所も出てました。
私が一番、胸を打たれたエピソードは、メキシコオリンピック男子マラソン
銀メダリスト君原健二さんが、1964年東京オリンピック、共に出場した
銅メダリスト円谷幸吉さんの写真と一緒に、聖火リレーを走ったエピソード
です。
ワンシーンでしたが、胸が熱くなりました。
この映画、取り上げたい対象が有り過ぎてまとめきれず、中途半端になって
しまった感じがしました。
もっと対象を絞った方が良かったのでは?
あれもこれもと、ドキュメンタリー対象が多いのは分かりますが…。
オリンピックの裏側は別途、NHKでドキュメンタリー作品を制作するのも
良いかもよ。
その方が掘り下げて描けたんじゃないかな?
個人的には「あぁ~なるほど、こんなことが有ったんだ」とオリンピックの
舞台裏、悲喜こもごもが観られたことは、勉強になりました。