Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

「ブリッジ・オブ・スパイ」

今日は夫が夜勤明けで帰宅する前に家を出て、シネコンに行って来ました。
観たのは「ブリッジ・オブ・スパイ」です。


アカデミー賞受賞歴のあるハリウッド最高峰の才能が結集し、1950~60年代の米ソ冷戦下で
起こった実話を描いたサスペンスドラマ。
保険の分野で着実にキャリアを積み重ねてきた弁護士ジェームズ・ドノバンは、ソ連のスパイとして
FBIに逮捕されたルドルフ・アベルの弁護を依頼される。
敵国の人間を弁護することに周囲から非難を浴びせられても、弁護士としての職務を果たそうとす
るドノバンと、祖国への忠義を貫くアベル
2人の間には、次第に互いに対する理解や尊敬の念が芽生えていく。
死刑が確実と思われたアベルは、ドノバンの弁護で懲役30年となり、裁判は終わるが、それから
5年後、ソ連を偵察飛行中だったアメリカ人パイロットのフランシス・ゲイリー・パワーズが、ソ連
捕らえられる事態が発生。
両国はアベルパワーズの交換を画策し、ドノバンはその交渉役という大役を任じられる。
(映画.comHPより抜粋)

見応えの有る作品でした。
ソ連のスパイにも公平な裁判をしているとソ連に見せるため、弁護士を探すのだが、誰も弁護を
引き受けない。
政府から法曹界に依頼が来て、結果ドノバンに依頼が来る。
国の為だからとドノバンに押し付けるのだ。
敵国のスパイの弁護を引き受けた為に、アメリカ国民の敵と思われ、ドノバンの家に銃弾が撃ち
込まれる。
現場にやって来た警官でさえも、「なぜ、スパイを弁護するのだ!」と、ドノバンに怒りを露わに
する。
いつの時代も、嫌な仕事は下の者に押し付けるんですよ。
そして交渉の為に東ドイツまで行く時も、「政府は関わっていないから、あくまで個人として行動
してくれ」と、責任も全部丸投げです。
家族に危害が及ばないか、自分の身の安全は?…このまま弁護を続けて良いのか?と、苦悩
するドノバン。
トム・ハンクスの演技が良かったですよ^^

アカデミー賞の作品賞にノミネートされた映画です。
ただ今公開中なので、是非ご覧になって下さい(^o^)丿