Gena(ジーナ)の飲んだくれ太腕繁盛記

健康であれば大抵のことは気合いと根性で乗り切れる!

「白鯨との闘い」

珍しく夫が、「観たい映画は無いのか?」と言うので、先日の「スターウォーズ」に続き、映画に
行きました。
これね、福利厚生で1回500円で見られる映画券が10枚あり、3月末までに使い切りたいか
らなんですよ。
ええ、二人で行く時しか使わないのでね。
度々、ファミリーマートの機械で発券しなくてはいけないので、手間が掛かるんです。



ビューティフル・マインド」「ダ・ヴィンチ・コード」など名作、大作を数々手がける名匠ロン・ハワード
監督が、19世紀に捕鯨船エセックス号を襲った実話を映画化。
ハーマン・メルビルの名著「白鯨」に隠された事実を明かしたノンフィクション小説「復讐する海 捕
鯨船エセックス号の悲劇」をもとに、太平洋沖で巨大な白鯨に襲われた捕鯨船の乗組員たちの死
闘を描き出した。
1819年、一等航海士オーウェンと21人の仲間たちは、捕鯨船エセックス号で太平洋を目指す。
やがて彼らは驚くほど巨大な白いマッコウクジラと遭遇し、激闘の末に船を沈められてしまう。
3艘のボートで広大な海に脱出した彼らは、わずかな食料と飲料水だけを頼りに漂流生活を余儀
なくされる。
主人公のベテラン航海士オーウェンを「マイティ・ソー」「アベンジャーズ」シリーズのクリス・ヘムズ
ワースが演じるほか、共演にも「リンカーン 秘密の書」のベンジャミン・ウォーカー、「ダークナイト
キリアン・マーフィ、「007 スペクター」のベン・ウィショーら豪華キャストが集結。
(映画.comHPより抜粋)

この船が出港するときに、帆がロープに引っかかってなかなか下りなかったり…と、しょっぱなから
ケチが付いたんですよ。
出港してすぐに嵐に遭って船が破損しても応急措置をして、帰港せずに捕鯨を続けます。
途中で一頭クジラを仕留めるのですが、鯨油が47樽しか取れなかったからと、更に遠洋に行くの
です。
そこで巨大な白鯨と出会うのでした。

人生は「もし…」「…たら」と、後ろを振り返ってはいけないと言いますが、嵐に遭って船が破損した
ときに、船長が言うように帰港して、修理後にまた出港すれば良かったのに。
一頭の鯨を仕留めた段階で、帰港していれば良かったのに。
…と思いました。
人間欲をかいてはいけませんね。
ほら、昔話の「舌切り雀」でも、大きなつづらと小さなつづらのどちらかを選ぶのに、隣に住んでい
る業突く張りの爺さんは、大きなつづらを選んで、中から化け物が出てくる…あれと同じですよ。

1956年に制作された「白鯨」(グレゴリー・ペック主演)は、鯨との闘いで映画は終わってます。
今作の「白鯨との闘い」は、鯨との闘いだけでなく、生存者がいかに生存できたのか、その後の
人生までも描いてます。
両方の作品を見比べるのも良いですね。
60年前の作品「白鯨」も観たくなりました。
それにしても、一等航海士役のクリス・ヘムズワース、恰好良かったわ^^