昨日、ミニシアターで「チック、チック…ブーン!」を観ました。
Netflix映画「tick, tick...BOOM! チック、チック…ブーン!」
大ヒットミュージカル「イン・ザ・ハイツ」「ハミルトン」などの原作者
として作詞や作曲なども手がけ、ディズニーアニメ「モアナと伝説の海」
では音楽を担当するなど、現代ミュージカル界を代表する才能として知ら
名作ミュージカル「RENT レント」を生んだ作曲家ジョナサン・ラーソン
の自伝ミュージカルを映画化した。
1990年のニューヨーク。
食堂のウェイターとして働きながら、ミュージカル作曲家としての成功を
夢見るジョナサンは、オリジナルのロックミュージカルの楽曲を書いては
直しを繰り返していた。
もうすぐ30歳を迎え、これまで共に夢を見てきた仲間たちも、現実に目を
向け始め、焦りを覚えるジョナサン。
自分の夢に価値はあるのか、時間を無駄にしているだけではないかと自ら
に問いかけながらも、時だけが過ぎていき…。
「アメイジング・スパイダーマン」「ハクソー・リッジ」のアンドリュー・
ガーフィールドが主人公ジョナサン役を演じ、第94回アカデミーで主演男
優賞にノミネートされた。
Netflixで2021年11月19日から配信。
11月12日から一部劇場で公開。(映画.comHPより)
タイトルの「チック、チック…ブーン」とは、時計(時間)を表してます。
秒針がチックタック進み、ブーンとアラームが鳴る。
時間切れになる…。
人生90年として30歳になると人生の三分の一が過ぎてしまう…と、焦燥
感に駆られるジョナサン。
楽曲を書いては直し、書いては直し…。
でも、なかなか認めてもらえない。
そして恐れていた30歳になってしまう。
ブロードウェイミュージカルの傑作「RENT」が出来上がるのには、もう
少し時間がかかるのでした。
ブロードウェイで12年ものロングラン公演となった「RENT」。
世界各国で上演され、傑作ミュージカルとして語り継がれる作品となりました。
その後のジョナサンの人生を考えると、人生は限られた時間なのだと思います。
エンドロールでジョナサン・ラーソンの姿が映ります。
この映画のストーリーと同じく、ダイナーで働き、ピアノを弾いて歌って、楽
曲の視聴会を開いてました。
やっと「RENT」を書き上げ、上演が決まったと言うのに…。
神様は本当に意地悪です。
2005年に「RENT」は映画化されましたが、私は未見です。
スカパー!で放送してくれないかしら?