今週は珍しく夫の日勤が続いたから、二日続きでシネコンに行きました。
昨日は2本鑑賞。
1本目は「ルドルフとイッパイアッテナ」を観ました。
1987年の刊行以来、多くの子どもたちに親しまれてきた名作児童文学「ルドルフとイッパイアッテ
ナ」をフル3DCGアニメーションで映画化。
大好きな飼い主と離ればなれになってしまった黒猫ルドルフは、長距離トラックの中に迷い込んで
大都会・東京にたどり着く。
そこでルドルフは大きなボス猫イッパイアッテナと出会い、一緒にノラ猫として暮らしはじめる。
ところが、イッパイアッテナには思いがけない秘密があった。
世間知らずで好奇心旺盛なルドルフの声を井上真央、街を牛耳る巨漢のトラ猫イッパイアッテナの
声を鈴木亮平がそれぞれ担当した。
(映画.comHPより抜粋)
絵本の方は知らないのですが、ブロ友さんがお子さんに読んであげた…と以前ブログに書かれて
いたので、興味を持ってました。
私は3DCGアニメは初めて観ました。
この地では2D版で上映されてました。
実写に近い映像なんですね。
とてもキレイな仕上がりです。
…で、この映画は子供向けかと思いきや、意外に大人でも楽しめる映画でした。
飼い主がアメリカに行ってしまい、置き去りにされたイッパイアッテナ。
イッパイアッテナは、人間の文字を飼い主に教え込まれていました。
文字が読めることで餌にありつけ、情報を得ることができます。
生き残る為の知恵を身につけていたのです。
迷い猫のルドルフは、イッパイアッテナに教養や文字や生きて行く術を教わります。
或る時、ルドルフを見た人間が「黒猫は縁起が悪い」と言います。
イッパイアッテナは「迷信を信じるのは教養が無いからだ。悪気は無いから気にす
るな」と、ルドルフを慰めます。
ルドルフが遠いからと飼い主の所(岐阜)に帰るのを諦めようとしたら、「絶望は愚か者の言
葉、知識に対する冒涜」と、諦めないことの大切さを教えます。
ちょっと泣けちゃいましたよ(p_-)
そしていよいよ、東京から飼い主の元に戻ったルドルフは…。
人間の心は移ろいやすく、残酷な現実を目の当たりにしたルドルフは、東京へ戻ります。
イッパイアッテナは飼い主を探して、アメリカに行ったのだろうか?
猫好きな方、猫を飼われている方、特に黒猫を飼われている方は、ルドルフとイッパイアッテナの
友情に涙することでしょう。
犬好きでペットを飼っていない私でも、ジ~ンと来ましたよ。
なかなかの良作でした♪